Disney+『ワンダヴィジョン』

※ドラマシリーズは全話視聴してから感想をまとめて書くことにします。

よくあるアメリカのコメディタッチのホームドラマ、のことをシットコムと呼ぶというのをこの度知りました。ちょくちょくEテレあたりでやってるので、息子14歳もその雰囲気は知ってたようです。ただ私は特段好きなタイプではないので(笑) なんじゃコレ・・という低めのテンションでスタートしてしまったことは確かです。

違和感の積み重ね方が丁寧すぎたかも、という気がしないでもない。これがマーベルでなければ、もしくはポールベタニー氏の出演作品でなければ2話で観るのやめるレベルのダルさでした。『魔法使いとシンセゾイド(人造人間)というカップルであることを隠しながら平和にラヴラヴしながら暮らすというシットコム作品』としてなら、ちゃんと楽しめるものだし、なんならもっと長く続いてもおかしくないレベルのクオリティではあったと思います。私が好みでないだけで。で、話の本質はもちろんソレではないので、もうちょっとテンポよくワンダの苦しみを表現してほしかったかも。

街の人が悪夢にうなされていたと言ってるわけだから、ワンダも同じように夜うなされる描写があるとかー。それを早い段階でアグネスが知ることがわかるとかー。ていうかアグネスが何をどこまでやってたのか、ワンダがどうして自分のやらかしていることを意識できていなかったのか、その辺りがわかんなかったのが気になっちゃうんですけどアタシが分かってないだけ??つーかそもそも魔法使いだったなんて後出しジャンケンにも程があるよね?

弟の顔が違う、のは分かったけどアレ誰?クイックシルバー?息子たちにそれぞれの能力が受け継がれているの、ちょっと胸熱でした。。やっぱ子どもが絡むとなんかいろいろツラいわね。。。

最後真っ白のヴィジョンに記憶をコピーしたから、ワンダが作っちゃった方のヴィジョンは消えるけど今後のアベンジャーズにはソッチが出てこれちゃうんじゃないですかね?って気がしたんですけどどうなんすかねコレ!どうするんすかねコレ!なんて呼んだらいいんですかね!おそらくワンダは今後も精神薄弱な感じになりがちな気がしないでもないので、ヴィジョン(仮)がいなければそれこそX-MENシリーズで言うところの『ダークフェニックス』みたいなことになる気がしまくるワケです。それはそれでお話として興味はあるなぁ・・ガチでそろそろ地球、割れるんじゃね?つーかそーなるとキャプテンマーベルかドクターストレンジくらいしか対抗できなそうだけどどうすんだ(ソーは微妙とみている)。どうなっちゃうんだ!

女子が強くて活躍するストーリーはもちろん大歓迎ですが、男子ももっとがんばったらイイと思いますよ!
  • 2020年アメリカ
  • 原題Wandavision
  • 監督マット・シャックマン
  • 脚本ジャック・シェイファー、グレッチェン・エンダース、ミーガン・マクドネル、ボバク・エスファルジャーニ
  • 原作
  • 出演エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、テヨナ・パリス、カット・デニングス、ランドール・パーク、キャスリン・ハーン、デブラ・ジョー・ラップ、フレッド・メラメッド、エヴァン・ピーターズ、ジュリアン・ヒルヤード、ジェット・クライン、デヴィッド・ペイトン、アシフ・アリ、デヴィッド・レンゲル、エマ・コールフィールド・フォード、ジョリーン・パーディ、ランディー・オーグルズビー、ローズ・ビアンコ、ジョシュ・スタンバーグ、アラン・ヘクナー、セレーナ・アンドゥーゼ、ザック・ヘンリー、レイチェル・トンプソン
  • 声の出演(吹替版)行成とあ、加瀬康之、林真里花、田村睦心、松本忍、村中知、高岡瓶々、定岡小百合、藤田大助、越後屋コースケ、山田みほ、武田太一、れいみ、山岸治雄、松本惣己、木村皐誠、吉野裕行、相沢まさき、所河ひとみ
  • 制限

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