劇場『X-MEN: ダーク・フェニックス』

そーいえば『アポカリプス』観てなかったっす(汗) ファーストジェネレーション→アポカリプス→ダークフェニックス、という流れらしいです。ウルたんが過去に行ってアレコレしてしまった件で生まれたパラレルワールド的な?別次元の物語になってたそうです。・・・X-MENの時系列は理解する方が難しいよね。

売店で「パンフレットください、“ダーク・フェニックス”」て言ったら「X-MENですね」って訂正されました。すみません。ヒュー・ウルヴァリン・ジャックマンが居ないというだけで観ようかどうしようか迷ってた私が悪かった。ウルたんすごいしすごくかっこいいけど、別に彼が居なくてもX-MENはX-MENだわね。たまたまヒューがすばらしく素晴らしい肉体だっただけですもんね。ソフィーさんもなかなかの迫力で、正直あの怖い怖いファムケヤンセンさんには敵わないんじゃないかと思ってましたけど全くそんなことなくてマジ怖いです。ややぱっつんぱっつんだけどかわいい。かわいい上に怖い。最強です。

過去シリーズもそうでしたが、サイクロップス=スコット君は、ずっとあの特殊ゴーグルを装着していないといけないのですよね。前のシリーズではジェームズマーズデンでしたが、一瞬だけゴーグルを外す展開があったことを除くと、正直ずっと誰だかわからない。誰が演じても同じなんじゃないかとさえ思う。ジェームズとタイシェリダンじゃ体の線もぜんぜん違うのに、それでもオッケーなのだとすればサイクロップスをサイクロップスたらしめているのはあのゴーグルだけだという結論になってしまうわけで(そんなことはありません)。まぁ、仕方ないっすね。実際装備解除できないんだし。イマイチ地味な立ち位置・・・と思えてしまうのは若さゆえに色んな言動に重みがないせいか、それともジーンが強すぎて彼女のために何もしてやれないもどかしさのせいか。

ヒロインが主人公で、悪役も女性だということで女優の方々はえらく気合が入っていたもよう。もちろん十分カッコ良くて十分すぎるほど強くてすばらしいです。おかげでチャールズもエリックもぜんぜんカッコよくないし、何しろあのミスティークが・・・。確かにあのよく分からない力の源がすごすぎるからどうしようもないんだけど、それにしても「感情が私を強くする」ってホント不安定ですね(汗) エンディングのあの描写ではジーンはおそらく消滅していないのでしょうし、それこそキャプテンマーベルとタイマン張れてしまうレベルの強さを手に入れてしまっていると思われ、今後の宇宙での活躍が期待されてしまう感じです。地元では罪人だし。

少なくともチャールズとは仲直りできて良かった。単なるハッピーエンドというわけにいかないからね、それだけが救いかも。
  • 2019年アメリカ
  • 原題Dark Phoenix
  • 監督サイモン・キンバーグ
  • 脚本
  • 原作
  • 出演ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、ソフィー・ターナー、タイ・シェリダン、アレクサンドラ・シップ、ジェシカ・チャステイン、コディ・スミット=マクフィー、エヴァン・ピーターズ、コタ・エバハート、アンドリュー・ステリン
  • 声の出演
  • 制限

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