劇場『カウボーイ&エイリアン』

製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・ファヴロー、デニス・L・スチュワート、ボビー・コーエン、ランディ・グリーンバーグ、ライアン・カヴァナー

予告を観たときは、やべえスピルバーグも耄碌したかとちょっぴり思ったりしたのはココだけの話。「エイリアン」という言葉の響きに含まれるホラー成分は、恐れていたよりは少なかった。ホラー嫌いのアタシ的にはギリギリ(>_<;;

古いはずのウエスタンな物語に、うまいことSFが混じってましたねぇ。不思議。SFとは言っても、あんまり未来っぽい見せ方はしてない。なかなかに上手いなぁ。

つかダニエル・クレイグったらイギリス人なのに、コッテコテなアメリカ西部劇なんかの主人公がよく務まったもんだ。これまた不思議。でもって何故だか、わりかし似合うんだよねぇ。ジェームズ・ボンドをやるときでさえ「まさか」と言われてたのが、更に飛躍してコレですよ。不思議な人だ。そしてスピルバーグとは長い付き合いのハリソン・フォード。ウエスタンハットに鞭を持たせたらインディアナ・ジョーンズじゃねえか、しかも最新作やってたのだってちょっと前の話ですよ。まぁでも乗馬シーンでは、手綱の持ち方がジジ臭いと思いましたが。にしたって、ちゃんと体は動きますねwさすがw

んでも結局・・と言ったらイケナイかもだけど、もはや人類の敵は宇宙人なのが昨今のセオリーなのかもしんないね。あとは、どっかの研究者が良かれと思って作った薬とかウイルスとかw 人間同士の戦いは最早、歴史物の中にしかない。いやまぁ人間同士での戦いを観たいわけじゃないけど。。。敵の敵は味方、とか言い訳しながら協力しあう展開にはグッときましたよ。長を務める人間はやっぱ、そういう決断もできる人間なのよね。そこに言葉の壁なんてないのさ。黙っていても助け合えるのさ! ・・・といった塩梅で結局は、大いに泣かせていただきました。スピルバーグ儲けすぎだな。
  • 2011年アメリカ
  • 原題Cowboys & Aliens
  • 監督ジョン・ファヴロー
  • 脚本
  • 原作スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
  • 出演ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、アダム・ビーチ、ポール・ダノ、ノア・リンガー
  • 声の出演
  • 制限

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