劇場『バルトの楽園』

第1次世界大戦のとき、日本軍の捕虜になったドイツ軍の兵士約4700人を収容した収容所でのできごと。主に「捕虜だからガイジンだからと言わず、暖かく接してくれた村のひとびとと優しい所長さんが居たんですよ、日本人ってステキよね~」とか言いたいんだと思う。まぁステキなのは認めるとしてもw 「誰だって逃げ出したくなるよーな収容所」がデフォだったのは想像に難くないけど、そこんとこをちゃんと描いていない。日本人の余所者嫌いも、露骨なひとは露骨だけど、ホントはもっと村人たちも酷かったはずだと思うんデスヨ。市原悦子のわざとらしさはもう慣れたけどさ。全体的にいいところ+いいひとだけを見せてたように感じられなくもない。野外で演奏している半素人オケの演奏が素晴らしすぎてどうしよう。男女混声を男声のみにアレンジしたりして(超素晴らしい!)、手弁当でやってるっつー雰囲気だからイイんぢゃないのか。もしかしてカラヤン指揮の映像を見せたかっただけですか? それだけのためのアートネイチャー? ちょっとついていけません。とか言いつつ、ハンカチぐっしょりで泣いてましたが;; お涙頂戴だらけで辟易しつつ大泣きw おまいら他に言及すべきことがあるだろが。と思いつつ、鼻チーーーン(;うд`) ちなみに「バルト」とはドイツ語で「髭」のことだそうです。髭の楽園。髭の展覧会。髭祭り。ヒゲ部。
  • 2006年日本
  • 原題
  • 監督出目昌伸
  • 脚本
  • 原作
  • 出演松平健、ブルーノ・ガンツ、高島礼子、阿部寛、國村隼、大後寿々花、中山忍、中島ひろ子、タモト清嵐、佐藤勇輝、三船史郎、オリヴァー・ブーツ、コスティア・ウルマン、イゾルデ・バルト、徳井優、板東英二、大杉漣、泉谷しげる、勝野洋、平田満、市原悦子
  • 声の出演
  • 制限

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