劇場『華氏119』

シッコなんかのおちょくりまくり路線は封印し、淡々と事実を並べて冷静に怒っている。事実は小説より奇なり、とは良く言ったものですね。どんなウケ狙いよりも事実が一番おかしい(笑えるという意味ではなく)。後半になってくるともはや泣けるレベル。ミシガン州フリントが悲惨過ぎて「ウソでしょ」ってガチ言いそうになった。

トランプ政権はナチス政権をなぞっている!と訴えるような演出。演出だけで済めばいいけど...((( ;゚Д゚))) という深刻度の高い内容となっておりますが、日本向けのパンフレットは、“あのマイケルムーアだから”とばかりにポップなフォントの見出しが踊ってます。明らかに他人事口調。ほんとふざけすぎだし、このパンフレットを構成した人は映画を観ていない。観客をナメてます。まぁ日本映画界隈の不具合は置いとくとして、なぞるならオリオンにしておきなさい(唐突のタイバニ)。

医療保険だけでも、銃規制だけでも、汚職だけでも解決には大変な道のりなのに問題抱え過ぎですよ。有権者の半分弱も選挙行かないとか終わりの始まりでしょう。・・・なんつって知ったかぶってないで日本の政治関係のニュースもちゃんと見ないといけませんね。反省(汗) ただニュースになるのが馬鹿馬鹿しいトピックばっかりだったりするのもアレなんすけどねぇ。。。情報の取捨選択、何気に重労働。欲しい情報は探せば良いけど、知らない情報を探すことはできないから。

ところで華氏911も観たような気がするけど記録がないわ。おかしいな( ̄Д ̄;)
  • 2018年アメリカ
  • 原題Fahrenheit 11/9
  • 監督マイケル・ムーア
  • 脚本マイケル・ムーア
  • 原作
  • 出演ドナルド・トランプ(主演)
  • 声の出演
  • 制限

コメントは受け付けていません。