VOD『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
「ドンキ・ホーテ」じゃなくて「ドン・キホーテ」。ちゃんと確認しとかないと、“駅前のドンキ”というフレーズを聞くたびに「あれ?どっちだったっけ?」ってなるので要注意だ!しかし大元の「ドン・キホーテ」のお話を知らなかったのでしたよ、わたくし。なので解説サイトに助けを求めました。ああ求めたとも。そして「自分を騎士と思い込んで旅する物語」であり、「死の間際に本当の自分を思い出す」ところまで一緒、ということがわかりました。そこまではイイんだけどなんでアダムドライバーまでそうなるの?キホーテはうつるの?え?こっっっっっっわ!!!ほとんどホラーやんけ。
ていうかアダムドライバーが何をやってても面白すぎてズルイ。なにこれ。ずーっと面白いんですけどなんなのこれ。ドンおじさんの突っ走りっぷりとアダムドライバーを交互に眺めてるだけなのになんでこんなに面白いんだ。どうかしてる。聞くところによると今作は完成までに30年かかってるらしくて、メイキングとして撮ったものをまとめた『ロスト・イン・ラ・マンチャ』という作品の方がずっと面白いらしいので即ポチしたんですがまだ届いてないんですが本当にどうかしてる。テリーギリアムは正気じゃないんだろう。あ、いや、映画監督なんて正気じゃやってられねえのかもしんないな?
エンタメ業界に限らない話だけど、誰かを脅して仕事をさせるってのはどう考えてもマトモじゃないので関わらない方がいいですね。
- 2018年スペイン/ベルギー/フランス/イギリス/ポルトガル
- 原題The Man Who Killed Don Quixote
- 監督テリー・ギリアム
- 脚本テリー・ギリアム、トニー・グリゾーニ
- 原作
- 出演アダム・ドライヴァー、ジョナサン・プライス、ステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコ、ジョアナ・ヒベイロ、オスカル・ハエナダ、ジェイソン・ワトキンス、セルジ・ロペス、ロッシ・デ・パルマ、ホヴィク・ケウチケリアン、ジョルディ・モリャ
- 声の出演
- 制限