DVD『モータル・コンバット』

主人公は真田広之サンですよねこれ。こんなにかっこよくて大丈夫?出番は最初と最後だけなのに存在感ハンパないっす!ビ・ハン=サブ・ゼロの人も渋カッコよかった。ていうか登場人物全員のキャラがすごく立ってるというか個性が強いというか、ちゃんと面白いですよね。常に目が光っている浅野忠信とか強烈すぎでしょう、キャラが。なんで部屋の中でも笠かぶってんの?

格闘ゲームが元になっているということで、私は触ったコトないんですけど(格闘系はそもそも下手だし)、ストリートファイターとかもそうだけど、人種も文化も造詣も時代もぜんぶ飛び越えてすさまじく幅広いキャラクターが登場するのが多いじゃないですか。あれに世界観を持たせて筋書きを作って、って考えるのホントすごいと思いますよ。だもん、ストーリーが少々アレでもいいんじゃないっすかねぇ、表向きの主人公が地味地味でも。引っ張って引っ張ってようやっと覚醒したからさあこれから怒涛の見せ場ですか〜?って思ったほどキレッキレになってくれるわけでもないとか、実に残念・・次回作では是非大活躍していただきたいです。真田広之サンも引き続き活躍してくださいお願いします。

で、うわさの“フェイタリティ”です。R15+ですので、それに相応しい大写しのグロ描写。冒頭の真田広之サン大立ち回りのシーンから血が出過ぎだなぁと思ってましたが、いや、流石に、ちょっと、うへぇぇ・・って薄目で見ちゃうレベルのは後半に集中してましたかね。あの真っ二つは容赦なさすぎで良かった。ソニアさんの飛び道具は「テンリングスかよ!」って言っちゃったけど、あの風穴っぷりはすごかった。怪力で頭をバチーーーーン割っちゃうのも、実は見たかったやつだったかも。あと「臓物がまろび出る」瞬間をド正面から見る機会はそうそうないもん、貴重な体験かもしんないなぁとか。しかし魂を吸っちゃうときの親玉さんの顔はどうしてあんなに変顔だったんだろう。(※変顔以外のグロはぜんぶ薄目で見ました)

ところで肝心の「モータル・コンバット」は実施されない方向なんですね。次回は軍隊で来ちゃうらしいですし(笑) あっそうだ、今度は人間側が不意打ちで軍隊が来る前にアレしちゃうとかどうでしょう。今回と同じでつまんないですねそうですね。やっぱり筋書きは本職の脚本屋さんにお願いしましょうね。ね。
  • 2021年アメリカ
  • 原題Mortal Kombat
  • 監督サイモン・マッコイド
  • 脚本グレッグ・ルッソ、デイヴ・キャラハム
  • 原作(原案)オーレン・ウジエル、グレッグ・ルッソ
  • 出演ルイス・タン、ジェシカ・マクナミー、ジョシュ・ローソン、浅野忠信、メカッド・ブルックス、ルディ・リン、マックス・ファン、シシ・ストリンガー、篠原ゆき子、チン・ハン、ジョー・タスリム、真田広之
  • 声の出演
  • 制限R15+

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