DVD『フロントランナー』

大作ぽくはなかったけど、我らがヒュージャックマンのやることだからきっとスゴイ感じなんだろうと期待していた割に、ひたすら地味でした。まともな政策と熱い信念と上手いスピーチと良い感じのルックスで確かに好感度高いけど、ユーモアは足りなかったよねゲイリーさん。いや実物は見たことないけど。どうやらアタシも既にこの世に存在していた頃の話だったらしいけど。

話の流れと結末はわかるし、まぁそうだよねとしか言えないんだけど、なんでゲイリーさんは妻に許してもらえると思っていられたのかが微塵も理解できない。女性を見下しているだけなのか、誰に対してもそうなのか分からないけど、相当自己中よね。まぁどんな間柄にも力関係とか相性とかあって決まりなんかないけど、何があっても許しちゃう人とか居るけど、たぶんあの妻は今までずっと我慢してきたのだろうし、もう限界だったのでしょうね。ただよくある話で、妻って、その限界がくるまで夫に言わないことが多いみたいなんですよね(汗) だからそれまでずっと何も言わずに大人しくしてるから、夫としては「ずっと問題ない状態だった」と思い込みがち。しかしほんとは「ずっとヤバかったのを我慢してた状態だった」ワケ。話が噛み合うはずないっすよねー!

夫婦間の問題で言えば妻にも非はあった感じになっちゃうけど、それでも不倫はイクナイです。

尾行のシーンはマヌケすぎて萎え萎えでしたね。張り込み初心者なのが刑事ドラマを見すぎていない素人の私にもわかってしまうなんて。あれで徹底的にマイアミヘラルド紙を叩いてしまっても良かったんじゃないかしら。どうなのかな。ゲイリーさん的にはカッコ良くなかったのかな。にしてもドナさんにはもっと優しくしてほしかったなぁ。カワイソウ。

結局周りの人たちを不幸にしちゃうんですね、不倫って。やっぱイクナイです。
  • 2018年アメリカ
  • 原題The Front Runner
  • 監督ジェイソン・ライトマン
  • 脚本マット・バイ、ジェイ・カーソン、ジェイソン・ライトマン
  • 原作マット・バイ
  • 出演ヒュー・ジャックマン、ヴェラ・ファーミガ、J・K・シモンズ、モリー・イフラム、アルフレッド・モリナ、サラ・パクストン、マムドゥ・アチー、ジョン・ベッドフォード・ロイド、スペンサー・ギャレット、スティーヴ・コールター、アリ・グレイナー、ケイトリン・デヴァー、トビー・ハス、スティーヴ・ジシス、ビル・バー、マイク・ジャッジ、ケヴィン・ポラック、トミー・デューイ、ジョシュ・ブレナー、マーク・オブライエン、アレックス・カルポフスキ、オリヴァー・クーパー、クリス・コイ、コートニー・フォード
  • 声の出演
  • 制限

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