DVD『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』

いろいろ要素が多すぎる。ぜんぶについて感想書くの地味に疲れるわ。長いし。登場アイテムも多いし・・とは言え透明マントはずいぶん前から登場してましたけどね。分霊箱が7つもあるってぇのもしんどい。こんだけ尺とって結局壊したの1個やん?最終話どうすんの?

山の中を彷徨い歩く、というのが何ともRPG的というか、「過酷な旅」感が強く出ますわね。そこで特殊アイテムの毒気にあてられて闇堕ちしそうになるとか・・・指輪物語かな?でもその誘惑を振り払って分霊箱を一刀両断できたロンがカッコよかったねぇ。ほんとこう、いろんな人・いろんなものに助けられてるよねぇ。まぁ「選ばれし者」とか「唯一の希望」みたいなこと言ってハリー一人に負わせてるものが大きすぎるからね、助けて当然とも思いますけどね。

マッドアイ・ムーディの退場は残念というか、それを知った瞬間の絶望感はちょっと半端なかったですね。さっきまでやや強引に作戦を進めてくれるリーダーだったのに、いきなり居なくなっちゃうなんて・・大人は他にも居るけど、作戦遂行が俄然困難になった空気感あったよね。

ちょろっと出てきたグリンデルバルド、あれは投獄されているの?ダンブルドアの死を知ったのはいいとして、どうして杖の処遇までわかるの?ヴォルデモートがまず最初に墓へ行かなかったことで、「魔法使いが死んだときに使ってた杖も一緒に埋葬する」というのが通例ではないとわかりますが、つーことはダンブルドア本人が遺書的なモノを遺してたってことになるか。まぁそのくらいは、というか考えつく限りいろんな仕掛けやら仕込みやら、遺していったモノはたくさんありそうだなぁ、とは思いましたけど。とりあえずグリンデルバルドの登場はわりと唐突ですよね。原作でもこうなの?この時点でファンタビを意識していたのだとすれば、なんつーか気持ち悪いんですけど。

なんだかんだホグワーツの面々はダンブルドアを頼ってたフシがありますし、ダンブルドアも親切と心配性とお節介と謎解きの押し付けがごっちゃになった実はめんどくさい人ってことがちょっと分かってきたので(笑) たぶんきっと映画で語られないところでマクゴナガル先生なんかにはいろいろメッセージ(ほとんど暗号)が遺されていたりするんじゃないかと思ったり。まぁ、そうじゃなくてもいいけど。

というわけでサクサク次へいきませう。
  • 2010年イギリス/アメリカ
  • 原題Harry Potter And The Deathly Hallows: Part Ⅰ
  • 監督デヴィッド・イェーツ
  • 脚本スティーヴ・クローヴス
  • 原作J・K・ローリング
  • 出演ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム・カーター、ロビー・コルトレーン、トム・フェルトン、レイフ・ファインズ、ブレンダン・グリーソン、リチャード・グリフィス、ジョン・ハート、ジェイソン・アイザックス、ヘレン・マックロリー、ビル・ナイ、ミランダ・リチャードソン、アラン・リックマン、マギー・スミス、ティモシー・スポール、イメルダ・スタウントン、デヴィッド・シューリス、ジュリー・ウォルターズ、ボニー・ライト、ジェームズ・フェルプス、オリヴァー・フェルプス、サイモン・マクバーニー、ジョージ・ハリス、イヴァナ・リンチ、マシュー・ルイス、マーク・ウィリアムズ、ハリー・メリング、ナタリア・テナ、クレマンス・ポエジー、デイヴ・レジーノ、ワーウィック・デイヴィス、フレディ・ストローマ、ピーター・ミュラン、ガイ・ヘンリー、ドーナル・グリーソン、アンディ・リンデン、リス・エヴァンス、デヴィッド・ライオール、マッティエロック・ギブス、ニック・モラン、ジェイミー・キャンベル・バウアー、キャロライン・ピクルズ、ミシェル・フェアリー、アーバン・バジラクタラ、レイド・サーベジヤ、フランク・ディレイン、ジム・ブロードベント、マイケル・ガンボン、スカーレット・バーン、ジョシュ・ハードマン
  • 声の出演トビー・ジョーンズ
  • 制限G

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