劇場『ジョン・カーター』
2Dで観ました。いやこれは、なかなか面白いですよ。SFやファンタジーの超大作と呼ばれるアレとかソレとかの中で見たようなアレやコレやを彷彿とさせるモノがたくさん出てくるんだけど、実はこっちの原作の方が先でした、という。先人達の想像力には感服いたしますね。それらを映像化するのにずいぶん時間かかっちゃったもんね。お話の設定部分はうまくできてると思うけど敢えて一点だけ。ワープじゃなくてコピーだとしたら、サーンの人たちは移動にソレ多用してるように見えたので、コピーいっぱいできてたりすんのかな?つーかジョンをジャスームに戻したとき、バルスームにコピーが残ってないから殺しに来たんだよね?「元に戻る」ときはコピーが残らないってことかな?なかなかに難しいねw
あとアタシ的には、テイラーさんの肉体は素晴らしかったけども内面的な部分はもうちょっと、、、かな。状況が分かれば辛いのは理解できるけど、それが分かるまでのカゲの部分はもっと強烈にやっちゃっても良かったんでないの。でもカゲがあっても本質的にいい人だからいいのかなw 最初から最後までヒーローに見えちゃうので(なんか強いから)、「俺は誰のためにも戦わない」って言っても「まぁたまた〜〜〜( ´∀`)」って最初から思えちゃうところが。なんとなく。そこにギャップを持たせることは意図してなかったのかな。もしかすると、もうちょっと歳のいった俳優でもよかったよーな気がする。
「異形な生物」って、どうも「鼻が異様に低い」もしくは「鼻が無い」のが定番になってるんですかね。サークの人たちはわりと愛嬌のある感じでしたけど。乗り物に使ってた生き物なんかも、もはや違和感どころか「ああコレよねコレ」みたいな顔っつうかw 白い猿とかもう「モンスターハンター」に出てくる「フルフル」にしか見えなくて(どうやら目が無かったよねアレ)、いつビリビリビリ〜!っていうアレを口から吐くかとヒヤヒヤしたり、2匹目が出てきたときは軽く悲鳴を上げたりしたのはアタシだけじゃあないとちょとウレシイw あとウーラ(犬)かわいいよウーラ。できれば触り心地はぷよぷよじゃなくてもふもふだったら欲しいです(´・ω・)
- 2012年アメリカ
- 原題John Carter
- 監督アンドリュー・スタントン
- 脚本
- 原作エドガー・ライス・バローズ『火星のプリンセス』(創元SF文庫刊)
- 出演テイラー・キッチュ、リン・コリンズ、サマンサ・モートン、マーク・ストロング、キアラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、ジェームズ・ピュアフォイ、ダリル・サバラ、ポリー・ウォーカー、ブライアン・クランストン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ウィレム・デフォー
- 声の出演
- 制限