劇場『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
★★★★★ できれば鑑賞後にご覧いただきたく存じます ★★★★★出たよ山ちゃんの無駄遣い(汗)
声の出演の方々、だいたい悪くはないんですけど、やっぱり声優じゃないんですよね。なんかね、違うの。違うのが分かっちゃうの。なんでだろう。どう違うってのは、よく分かんないんですけどねぇ。
それはそれとして、いいですか。ドラクエ5の“カセット”をリアルタイムでふーふーしてた世代は私くらいの年代しかいない。すなわち40歳前後の世代およびそれ以上。それ未満は居ない。当てはまる人しかずっきゅんしない仕様と思われます。いいですか、今の子供にはウケない。ドラクエ5をプレイした経験を持ち、且つストーリーを知って(覚えて)いるのが前提です。何しろ長いシナリオなので映画としては端折れるところは端折るしかないわけ。おかげで子供時代のアッサリ感ときたら・・・全く知らない人にはビアンカにアレするところ、わかってもらえるのかなぁどうなのかなぁ。ってかルドマン家でもらえるのって盾じゃなかった?
あーーとにかく、つまり、いいですか、予告からオープニングから本編のいたるところで壮大に泣きっぱなしでしたよ私は。ええ。ずっぽしずっきゅんだばだばだ〜〜〜。いろんな設定の違いはストーリーをコンパクトにするためだよね、って思って許します。
所々メタ要素が入ってたけど全く予想してなかったけど(汗) 最後の最後にひっくり返されましたね。よくある手法で、主人公だけはスルースキルというか都合の良い時だけ超鈍感になるという、いわゆるそういうことかなぁ〜と思ってたけど(笑) さすがに時代です。なるほど。でもそこに立ってる人はアラフォーのおっさんでなければ嘘だぞ、と。てか、「リュカ」ってふつーに言いづらいよね。「トンヌラ」じゃダメだったんですか。そうか。ちなみに私はプックル派です。
なんつーか今更「いつまでもゲームなんてやってないで現実を見なさい」とかね、ウンじゅうねん聞かされ続けてるやつですし、いいかげんウンザリなんですけど。わざわざ映画まで作って、まだそんなこと言うの?ど〜にも後味悪い。そんな展開にしなくたって平和裏に現実に戻ればイイんじゃなかったのか。あとグランバニア城でみんなでダンスっていうシーンがなくて残念。だいぶ残念。
・・・ヨシヒコはどこに居るんだと思ってたらまさかのパパス。ほんとタケルが好きなんだねぇ。
- 2019年日本
- 原題
- 監督山崎貴(総監督)、八木竜一、花房真
- 脚本山崎貴
- 原作堀井雄二
- 出演
- 声の出演佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎
- 制限