劇場『斉木楠雄のΨ難』

息子10歳を言いくるめて2人で鑑賞。あー別に言いくるめなくても1人でもぜんぜん行くんですけどね、ジョジョだって1人で観ましたし。でも息子もアニメでちょっと見て知ってたからどうかなーと思って誘ったらノってくれたから。原作の方はチラ見しかしたことないし笑えると思ったことないんだけど・・・つーかまだ連載続いてたんすか。

まーなんですか、学園モノなのにおっさん多すぎてまず引きますよね。変態ばかりだからある程度アレなんでしょうけど、ファンクラブの人たちとか名も知らぬ若人だけで良かったんじゃないんですかね。現役高校生だとしてもキモいのに普通のおっさんがやってたら環境破壊も甚だしいっつーか目を逸らしたくなったよね。大画面で見たくない絵面だったよね。あのシーンだけはキツかった。

他は福田組に慣れてるとわりと平気。平気だしアタシ免疫つきすぎちゃったかな(笑) ウィケ杉もいたよね。二朗さんとムロさんの成分が少なめなのは非常に良かったと思います。濃すぎて「またか」ってなるからw

またか、ってなるかと思ってた環奈さんですけど、顔芸には磨きがかかっており、かつ可愛いので見応えは十二分にあると思います。心の声が長すぎて半分くらいは上の空で髪を青くしてたのなんでかな?とかやっぱり寸胴じゃね?とかハスキーボイスってアイドルっぽくないよね?とか思ってましたけども。

ダントツ突き抜けてたのは「漆黒の翼」ですねw ああいうのね、嫌いじゃないわw 息子10歳がこれから通るかもしれない道・・・生暖かく見守る覚悟はしておこう。妖怪ウォッチやナルトや忍たまのアニメ主題歌を全力で歌ってるのは今のうちだけだと思いたい。

斉木くんはセリフがほぼ心の声だし、なぜかナレーションまで担当してるから山崎賢人氏はほぼずっとしゃべりっぱなしの印象。見た目重視の小学生男子視点では多少インパクトに欠ける設定かも、と思ったけど他が十分やかましかったし大丈夫だったもよう。「面白かった」と申しており。詳しくは訊く気になれないから聞いてないけど。。。

”終わらない文化祭”のコンセプト?は面白いかもですが、斉木くんが最後ため息をついたところで私は「あのドタバタをもっかいやるのか?他に選択肢はなかったのか?問題を回避する策が他にあるのか?」などなど心配になってしまって納得いかなかったので異議を申し立てたいと思いましたが、家に帰ってちょっと考えたら、「今度は問題が起きる方を選べばいいんだ」と気づいた。生命の危機や地球の存亡(具体的関連性は語られなかったけれども)に比べたら日帰り温泉は大したことじゃない、はず。ただ斉木くんは人格者じゃないから、そういうふうに考えないからこの漫画は成り立ってるのかもしんない。真面目に考えたら負けですね(笑)

能力を使うのに体力が要る、とゆーよーな言及があったように思いますが。一度に大勢のヤンキーを転送?させたためにひっくり返ってしまったくだり。その後どの程度の時間で意識が戻ったか知らないけど、さらに能力の暴走が起きているわけですよ。さらなる体力の消耗が、しかもより大きく起きてしかるべきなのではないか。つまり地球の存亡はあの玉にかかっていると言うより、斉木くんが寝てる間に滅びるんじゃねえかっつー話なんすけどどうなのでしょうか。そもそもあの玉は誰がどーやって作ったのでしょうか。設定がそもそもおかしいだけなんでしょうか。わかりましたもう寝ます。
  • 2017年日本
  • 原題
  • 監督福田雄一
  • 脚本
  • 原作麻生周一
  • 出演山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
  • 声の出演
  • 制限

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