劇場『猫侍 南の島へ行く』

ドラマ版、映画第一弾は観てません。事前情報も予習もまったくのマッサラでしたw

猫を抱えた侍が南の島へ?というプロットだけで、どう考えても徹頭徹尾シュールな話なのだろう、というつもりでいたので大丈夫っていうか然程驚かずに済んだワケですが、ここまでストーリーが破綻しているとわ思いもよらなんだ。

やってること自体は、ほぼ『テルマエ・ロマエ』の二番煎じ。ただし御猫様がキュッピーーーーーーーーン✨✨✨してる分を加算でこっち推し(意味不明)。

阿部寛の顔芸とアテレコを、北村一輝が踏襲しているよーにしか感じられませんでした。一輝はテルマエにも出てるし。奇想天外なストーリーはこの際どうでもいい。半裸成分が無いから主役は完全に負けてるけど、にゃんこ様のキュピーン成分がすべてを持ってったwwwww

いやもうほんと、世界は猫に救われるべき。

で、ヒロインがLiLiCoってどういうこと。ヒロインって言うならあんな薄汚い役柄じゃないのにしてよw もうヒロインは妻でいいってゆーか適任が他にいないよw 横山めぐみ十二分に愛らしいじゃないのよ(*´Д`*)ハァハァ ちょっと2人してすっとぼけすぎかな?とも思ったけどw まぁ、お似合いカップルなんじゃないでしょーかw

私のように予習ができてない人にもそれなりに分かる雰囲気に作ってあったのではないかと思いますが、それでも「時代劇風」なのと「現代風シュール&ナンセンス」を同時に受け付けられる人って、実はそんなに多くないのではないかとw テルマエはローマ発だから、まだ”よその話”で済んだけど、こと侍モノとなるとね・・「剣術指南役に志願で土佐へ」みたいな背景が必要になるからね(汗) めんどくさいw ・・・まぁドラマ版がどんなんなっちゃってたかも分からないんで、見てた人はどう思ったか分かりませんが。

あと、お盆休みに行った日光江戸村のシーンがちょいちょいあって、心の中でキャイキャイしてました!

で、ここまでがんばったのにオチがあれっぽっちでどうしようもない。このどうしようもないところへ向かってあんなことやこんなことをやらかしてきたのかと思うと本当にくだらない映画ってっことになるんだけど、お猫様はそんなこと言わないからね言えないんだけどね。だから素晴らしいです。他に何も言えません。

ていうかネコ。あんだけ動かないでいられるニャンコが、いるもんなのねぇぇ(*´Д`*) タレント猫ってすげーなw

※2015年 18本目。年内30本の目標、忘れてないですよ一応(汗)
  • 2015年日本
  • 原題
  • 監督渡辺武
  • 脚本
  • 原作
  • 出演北村一輝、LiLiCo、高山善廣、木下ほうか、酒井敏也、緋田康人、木野花、横山めぐみ
  • 声の出演
  • 制限

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