DVD『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』

1作目でも言ったけど、やっぱり、大泉洋を除いては、ねずみ男を実写化できる人物はおるまいて。彼の全国進出を待っていたのだろうよ、鬼太郎実写化は。と思わずに居られないレベル。

しかし今回はシリアスに攻めてますかしら。前作の方が登場人物の中の人のギャラの総計は高かったんじゃねーかと思えなくもない。「いろんなキャラが派手に出てくる」だけでけっこう尺とるじゃないっすか。その辺が今回少なかったっつーか派手さがあんまなかったような。子供が見るには地味だった感じかしらね〜。未就学児的には、つまんないところもままあった様子。

鬼太郎が大した仕事してない(主にご先祖様に助けられてばかりだったりする)割に仲間たちやネズミ君が何気に良い仕事してたりして、脇役たちの見せ場の方が多かったよね。砂かけ婆かなりがんばってる。まー主役が主役たりえるほどのアレが無いんだからしょうがない。猫娘ちゃんの気持ちとか、個人的には掘り下げてくんなくてもぜんぜん構わないんでありますけれどもw 鼠と猫の掛け合いは今作の見所って感じですかね?

つーか蛇骨婆って佐野史郎?! そりゃ気付かん! 室井滋と取っ組み合うシーンは、なんつーか複雑だw とりあえず、「シャーーッシャッシャッシャ」が『琉神マブヤー』に出てくるハブデービル(だったかな?)のソレと、もろカブリな気がするんですが気にしたら負けですねそうですね。

ぬらりひょんは故・緒形拳でした...どっかで見た顔だよな〜と思いつつ、エンドクレジット見るまで思い出せなかったorz 今作では悪役だし真面目で堅物で孤独なキャラクターだけど、ジャンプで連載してた『ぬらりひょんの孫』では善人で仲間がたくさん居て基本ユルいけどシメるところはシメる、的なキャラクターだった。まー想像の産物(?)だし、解釈によっていろいろ語れるってことでしょうか。

最後に、北乃きいという人をワタクシ今回初めてきちんと認識することができたのでありますが、真面目な話、上野樹里と見分けがつきませんwww 誠にごめんなさい。中の人の性格(≒キャラ設定)とかはどうでもいいです。顔が同系統で、見分けがつかぬ。他の出演作とか観てないし、善し悪しを言うつもりもないんですが、同系統なら早いもん勝ちじゃね?と。思ったけど、まぁ、どうでもいいです。トランペットだって”口パク”だったんだし、ホントどうでもいいです。
  • 2008年日本
  • 原題
  • 監督本木克英
  • 脚本
  • 原作
  • 出演ウエンツ瑛士、北乃きい、田中麗奈、大泉洋、間寛平、河本準一、ブラザー・トム、星野亜希、上地雄輔、中川翔子、寺島しのぶ、ソ・ジソブ、佐野史郎、笹野高史、萩原聖人、向井地美音、佐々木麻緒、荒木博斗、室井滋、緒形拳
  • 声の出演田の中勇、伊集院光、柳沢慎吾
  • 制限

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