劇場『レ・ミゼラブル』

ヒューが歌える人だそうだ、ということは知ってたけど、こんなに本格的に歌えちゃう人だったのだ、ということを今回ちゃんと知ることができたことがまず一つ。アン・ハサウェイも何気に歌える人でしたのね、知らなかったっつうか歌以上に演技でグッときた感。エポニーヌの人は完全に現代っぽいというか若者っぽい声かつ歌い方だけど、うまい。マリウスの人は本職の人かと思ったけどどうなんだ?どっちにしてもウマい!以上4人の見せ場はもれなく号泣しました!!! すなわち、全編に渡ってほとんど泣いてました!!!!!!!

というわけでオペラ形式な作りになっておりますので、各登場人物のセリフがほぼ全て音楽になっております。そうでないつもりで聞くと一瞬吹いちゃう系のアレです。でも、この物語に関しては、けっこう暗めというか、フランスのヤバかった時代を描いているのだそうでして、今の日本の経済状況よりもさらに深刻な状況だったのでありましょうけれども、今生きる我々が今を酷いと思えば今が酷いワケで、つまりは歴史なんて教訓にしない限りどうでもいいことだったりするのでありますからして、はやく景気が良くなるといいですね。

テナルディエ夫妻の出てくるシーンが面白すぎて、素晴らしい息抜きになってました。ありがとうございました。ヘレナ・ボナム=カーターはそういう生き方でいいのか?と問いたくなる逸品。アタシが問うまでもなく、それはそれで光る存在ではあるけれども、いつもいつもそういう扱いでいいんでしょうか?という話。アタシの中で、山村紅葉かヘレナ・ボナム=カーターか?な域に達してるのはココだけの話。

ヒュー・ジャックマン、私、筋肉が好きで好きなんです。・・・胸毛のわりに音域高いんですよ。ときどきびっくりするw あと「いいおじさんになったバルジャン」の髪型がサザエさんすぎたり。なんでかな、アタシの好きな「ヒュー・ジャックマン」は、こんなもじゃもじゃではなかったはずなんだけど・・・!ていうかウルヴァリンなんか限りなく「もじゃもじゃ」に近い「ワイルド」だなぁ、そういや。今回は流石にワイルドとは思えなかったw ま、しょうがないか〜
  • 2012年イギリス
  • 原題Les Miserables
  • 監督トム・フーパー
  • 脚本
  • 原作
  • 出演ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター、サシャ・バロン・コーエン、サマンサ・バークス、アーロン・トヴェイト、イザベル・アレン
  • 声の出演
  • 制限

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