劇場『紙屋悦子の青春』

黒木和雄監督の遺作だそうです。だからなのかどうか知らんけど、おぢさんおばさんばかりの満員御礼状態でした。まー戦争のお話だしね、若者にはウケよーが無いわね。えーっと、ストーリーは普通に良いと思うし感動するんだけど、なんつぅか作りがいまいち嘘くさいというか説教くさいというか不器用というか、そんな直球過ぎるセリフじゃなくていいのに、みたいな部分が多かった。まず冒頭の老人メイクな原田知世が無理すぎて開いた口が塞がらないで困ってたら早速イビキが聞こえてきて、どうしたらいいんだ。って悩みました。じじーばばーはシニア料金(と言っても1500円)だからいいんか。そうか。まぁ後半になってくるとすすり泣きの音とイビキの大合唱になるわけだが。長い長い不快感長回しシーンが終わってやっと話が始まったと思ったらときどき戻ってくる。青春シーンは役者がみんな若いこともあって(?)生き生きしてるし笑いどころもあったりしてイイ感じなのに・・・むしろ老人シーンイラネと思ったのはアタシだけですかそうですか。まぁ文句言ってもしょうがないんだけどね、監督は故人だし。しかし原田知世と本上まなみが同い年という設定は流石にどうかと。本上まなみファンは何か言ってやったら?w
  • 2006年日本
  • 原題
  • 監督黒木和雄
  • 脚本
  • 原作松田正隆
  • 出演原田知世、永瀬正敏、松岡俊介、本上まなみ、小林薫
  • 声の出演
  • 制限

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