劇場『ポセイドン』

72年のオリジナル『ポセイドン・アドベンチャー』から“豪華客船が超巨大津波で転覆しちゃうので、そこでなんとか生き延び脱出しようとがんばるひとたちの物語”というプロットだけ借りて登場人物を総とっかえしたもので、故にリメイクと言うよりかなり別物なストーリーなのだそうです。そー言われるとそのオリジナルも観とかねーといけないんちゃうんか、と思っちゃいますよね。すみませんまだ観てません。何気に「オリジナルの方が人間模様がドラマティックだ」とか、ありがちな元ネタ崇拝的な評判だったりするみたいですが、これはこれでけっこう見ごたえありましたですよ。CGもがんばってるし。エミー・ロッサムが思ったほど可愛くなってなくて残念でしたがw というか観終わったらけっこう疲れてました。すんごい迫力の衝撃映像が畳み掛けるよーに、しかもわりとリアルに現れてきます。心臓の弱い人はご注意ください。心臓が弱くないひとなら決して飽きないでしょう。大パニックの中で、ふと「パニクったひとから順番に退場していくのがセオリーだよな」と気付いてしまったので、結果的に泣き所がありませんでしたw そーゆー意味では微妙な映画だったかもしんない。泣けるところがあってしかるべきであろう、と。カート・ラッセルのクールな父親っぷりも十分な貫禄でしたが、まるで『アルマゲドン』。泣けない。残念。
  • 2006年アメリカ
  • 原題Poseidon
  • 監督ウォルフガング・ペーターゼン
  • 脚本マーク・プロトセヴィッチ
  • 原作ポール・ギャリコ
  • 出演カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、ジャシンダ・バレット、リチャード・ドレイファス、ジミー・ベネット、エミー・ロッサム、マイク・ヴォーゲル、ミア・マエストロ、アンドレ・ブラウアー、ケヴィン・ディロン、フレディ・ロドリゲス、カーク・B・R・ウォーラー、ステイシー・ファーガソン、ケリー・マクネア、ゴードン・トムソン、キャロライン・ラガーフェルト
  • 声の出演
  • 制限

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