劇場『かもめ食堂』

フィンランド語題名:『Roukala Lokki』

エンディングテーマ:井上陽水『クレイジーラブ』

ゆったりマッタリとイイ物語でした。ニンマリ笑って終われる映画は良いですね。すごーく穏やかな気分で家路につけるってシヤワセですよ。ただ無性にコーヒーが飲みたくなっちゃったので、その辺のドトールで一息ついちゃいましたけどw よりによってドトールで、しかもブレンドかよ・・・って気はしたんですが(;´Д`) どうせコーヒーの味なんてアタシにゃわっかんねぇんだから良いの。気分の問題だし。と自分に言い聞かせて映画の余韻を味わってからおうちに帰りました。これ観て初めて思ったんですが、小林聡美って美人ですね。片桐はいりのおかげでしょうか。いや、なんつぅか、怖かったですミドリさん。というかサチエさんがいいひとすぎるのかも。この凸凹コンビだけでもけっこう面白いのに、トドメとばかりにもたいまさこが加わると正しくニッポンの珍味勢ぞろいといった趣で、些細な台詞や仕草も目が離せませんです。ほんとおもろい。ヤルッコ君のすっとぼけぶりも超キュート。ニャロメが似合うフィンランド人は彼をおいて他にいまい。もう、フィンランドに行ってみたくなるね。ニャンコはラヴリーだし。すごくいい国っぽい。たぶん行かないけど。エンディングテーマがまた居心地いいなァ、と思ったら井上陽水。これもいいチョイスですねー。声がすごくこの映画に似合ってる感じがした。というか全体的にセンスが良いっす。マサコさん用の“買ってきちゃった”衣装の狙いどころもすごくイイ。“トンミ”の当て字も色んな意味でバランスが良かったし、書いてあげた字の無駄に達筆なところもイイ。当たり前のよーにフィンランド語を話し当たり前のよーにフィンランド人と絡んでる小林聡美と、何を受信して何で通信してるか全く分からないもたいまさこには脱帽。いやあ、いいものを観た^-^
  • 2005年日本
  • 原題
  • 監督荻上直子
  • 脚本荻上直子
  • 原作群ようこ
  • 出演小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、ヤルッコ・ニエミ、タリア・マルクス、マルック・ペルトラ
  • 声の出演
  • 制限

コメントは受け付けていません。