劇場『太陽は動かない』

息子13歳とイオンシネマデート(笑) ちょうどおやつの時間だったので、一人だったら買わないポップコーンとジュースを(息子が)抱えて。『カイジ』を観てから、すっかり藤原竜也サンのファンになっちゃってる息子ぴょんですよ。TVドラマ『スクールポリス』も自分で録画して観てますからね。なんでだろうマジで(笑) アタシはぜんぜん、別になんとも?って感じなんですけど。そういえば今回も藤原竜也氏の絶叫はあるにはあったけど控えめだったというか「わぁぁ今回も叫んでますねぇ(笑)」という感じは無かった。

で、まぁ予想通りというか予告通りというか、過激です。だいぶお腹いっぱいです。手汗は相当なもんでした(笑) 見てるだけで痛くなりそうな絵面の連続だけど、グロは(ほぼ)ない。殴られたり叩きつけられたりしてもあんがい普通に動きますよね、こういうエージェントって。もちろん物語の中でしか見たことないけど。痛みって慣れると平気なっちゃうのわからなくもないけど、後遺症的なモノはありそうな気がす。わかんないけど。

ドラマ版っつーのもあるらしいですね。エンドロールでそっちの映像がっつり流れてて、ちきしょう商売人め、と思いつつ、しかしDVDの値段を見たらアホほど高いので、“サイドストーリー気になっちゃう熱”がスーッと冷めました。レンタル出てくるまで忘れることにするわ。でも柳と再会しないと終われなくないか? この物語。続編は是非映画でやってほすぃ。

なお息子曰く、青春編がよくわからなかった、とのことでした。まぁ必要な情報には違いないはずなんだけど、彼にとっては「あの頃の思い出」とか「あの頃の気持ち」の価値がまだ分からないっつーのは言えると思う。けど、そもそもメインストーリー側から見て伏線的な扱いまでいってない気はします。“親友”を持ってくるためだけに詩織ちゃんと仲良くなる必要ないよね? 単なるバックグラウンドだし、大人の詩織ちゃんは出ても出なくても良かったし。もちろん、大人編と青春編を混ぜた構成は正解だと思いますよ。大人編だけだったらマジで息つく暇が無くて呼吸困難に陥るもん(笑) あっ原作は読んでません。原作だと進にいちゃんのキャラ違うらしいですね。確かにもうちょっとコワモテの方がらしい気はする。けどバディっぽさはちゃんとあるし、ハズレではないなぁ。絶妙。

韓国人エージェントの方々も素敵だったと思うけど、ヘルメット被ったり変装したりすると途端に誰だか分からなくなっちゃう(モブ化)ので困惑したシーンが、冒頭のバイクでロケットランチャーのシーンと、教会でシスターと目が合ったところです。後から思い返して「えっ誰?え??アレ??!」ってなってたんですが単に私の中で認知度が低いだけですねスミマセン。
  • 2020年日本
  • 原題
  • 監督羽住英一郎
  • 脚本林民夫
  • 原作吉田修一『太陽は動かない』『森は知っている』(幻冬舎文庫刊)
  • 出演藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市
  • 声の出演
  • 制限G

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