劇場『スペンサー ダイアナの決意』

クリステンにしか見えない瞬間と、ダイアナさんにしか見えない瞬間が混じってて面白いです。相当なプレッシャーだったろうなぁ。その圧だけで痩せそう。てか足が綺麗すぎてびっくりしたわ。つくづくダイアナさんは綺麗な人だったけど、クリステンもぜんぜん綺麗。そしてクリステンはなかなかの目力の持ち主だなぁと思っていましたが、よくよく見るとダイアナさんの目力も相当ですね。美の迫力。

ダイアナ役がこれだけソックリなのに、他のロイヤルファミリーはまったく寄せようとしてないのウケる。地味にカミラは似てたと思うけど。つかチャールズの遠さ(似てない度)がハンパなくて、何を見ているのか一瞬わからなくなるレベル。役者さんに罪はないですハイ。

なんとなく、というかあるある的な部分が無きにしも非ず、なのかもしれないけど雅子さまの境遇と近いものがあったかもしれないですね、浮気だけを除いて。でもアレ浮気っていうかチャールズが初めからカミラを好きだったのに、その意志を無視してスペンサー家から嫁をとることになってたのだとしたら、それも嫌な話なんですが、本当のトコはどうか知らないっつーか誰か何か言ってましたかね?聞いたことないのアタシだけ? まぁ今更でしょうけど。

ロイヤルファミリーでなくても離婚にはエネルギーが必要ですからね。人によって大小はあれど、その決意は必ず傷を伴います。願わくは一度や二度の失敗もしくはブランクで人生フイになっちゃう社会や情勢でない環境を、せめて次の世代には残してゆきたいものです。
  • 2021年イギリス/チリ/ドイツ/アメリカ
  • 原題Spencer
  • 監督パブロ・ラライン
  • 脚本スティーヴン・ナイト
  • 原作
  • 出演クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、ショーン・ハリス、サリー・ホーキンス
  • 声の出演
  • 制限G

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