劇場『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』

息子13歳と一緒に観てきました。なぜそうなったかというと、金曜ロードショーを録画した3作品(序・破・Q)を観た息子ぴょんが、新作も観たいと言ったからです。なんなら1人でも観に行く!っていう勢いでしたので、そこまで言うなら付き合おうと。しかしそれまで私は作品としてまともに観たものはなく、断片的に単語をいくつか知っているだけ。なので私も録画を大慌てで観て予習した次第(汗) もちろん理解できないので、Youtubeの解説動画(シンのネタバレ無し)もちょっと観た。まぁ3,4日でぜんぶ理解できるとは当然思ってなかったけどここまでわからんもんとはね(白目

私が言うまでもないことですが、過去作を観てる人は必ず観るべきなんですが、少なくともQは復習しといた方がいいかもですね。わたしたちの世界ではだいぶ時間が経ってるけど、そっちの世界ではQの直後からのお話になってますのでね。ほんでちゃんと完結してますから期待を裏切ってないですから。パンフが異様に分厚くて値段も普通の倍くらいだし改めてヤベーと思ったんだけど、息子ぴょんはそれを大事に持っていたいとのこと。中身を読もうとしないのは謎だけど。

ところで私がむかーし何かで見たアスカは「惣流」だったんだけど別世界なのね? どうなってんのかはまた解説サイトでも探してみますハイ。

序盤のシンジ君がクズすぎて本当におまえは成長しないんだな・・・それじゃまたやらかしちゃうやつじゃないですか・・・やべえ・・・とか思ってましたけど、最終的に、無事に、お父さんとお母さんとアレでコレでソレでしたね。ここに至るまで散々な目に遭っておきながら、まだガキで居られるというのはやっぱり周りの人たちが優しくて恵まれた環境に居るということですよ。ガキのうちはそれに気付かないんだなぁ。そしてマジモンのクズはやっぱりゲンドウでした。みんな知ってたけど。ユイさん優しすぎマジ神。

もうなんつうか、「マジで?!」とか「そうだったの?!」とか「いいのかよそれで!!」とか「なるわけねえだろ!」とか「なっとるやろがい!」とかがけっこうあってお腹いっぱいです。相変わらず何言ってっかわかんねえし、何が起こってるかもわかってねえんですけど、それでも決着はついた。しっかりキッチリ1人ずつ“補完”してってくれたのは、かなり丁寧な仕事をしてくれましたよねぇ。庵野サンがんばった。マリだけ謎のまんまなの謎なんすけど。

「父と子の和解」「失う覚悟」「大人になること=親離れ」というものをどう描くか、みんなそれをひたすら待ってたんだなぁ。ちゃんとシンジ君は乗り越えていけたんだなぁ。本当に良かった。親なんて踏み台にしてナンボなんで、息子13歳も含め若いひとたちはみんなみんな邪魔する大人たちを蹴散らしながらがんばってほしいです。こんな世界しか残せなくてごめんよ、って言う前にやれることはやっとくんで、あとはよろしく!
  • 2020年日本
  • 原題
  • 監督庵野秀明(総監督)、鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
  • 脚本庵野秀明
  • 原作庵野秀明
  • 出演
  • 声の出演緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、清川元夢、関智一、岩永哲哉、岩男潤子、長沢美樹、子安武人、優希比呂、大塚明夫、沢城みゆき、大原さやか、伊瀬茉莉也、勝杏里、山寺宏一、内山昂輝、川田紳司、興津和幸、下山吉光、星野充昭、さとうあい、滝沢ロコ、堀越真己、八百屋杏、斎藤千和、小野塚貴志、儀武ゆう子、手塚ヒロミチ、塙真奈美、大南悠、中務貴幸、丹羽正人、広瀬さや、中村源太、武蔵真之介、新祐樹、前田玲奈、村田知沙、虎島貴明、井関花芽、神木隆之介
  • 制限G

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