Netflix『エルヴィス』
エルヴィスプレスリーという人をもちろん知っていたけど、どういうふうにスゴかったか・どんな人だったかまではあんまり知らない・・・『監獄ロック』は見てたけど(笑 知ってた曲だと『I Can't help falling in love with you』がまず思い浮かんだのですが、映画の全体的に聴いたことある曲は多かったですね〜。何はともあれ、オースティンバトラー!顔は似てないのに演技を見てると超そっくりなの本当にすごい。これは大変なプレッシャーだったでしょうねぇ。えらいよオースティンバトラー。エルヴィスは顔だけで既に超セクシーなところへ、超セクシーなダンスをしてくれちゃうもんだから女子がこぞってコーフンしちゃう感じだったのかな〜と考えます。少なくとも私的には、今の感覚だから、でしょうけど、そのダンスでそんな叫ぶほどコーフンする〜??? って感じですけど、娯楽も少なく様々に抑圧され制限された時代で、あの思いの丈をぶちまける様をみせられたら声のひとつも出ちゃうって感じなのかな。いやぁラストの本物映像、よかった。泣いちゃうくらいヨカッタ。
映画の作りとして、エルヴィスのマネージャー?だったトムパーカー視点で語られているので、エルヴィスの本音はあんまりわからないんですよね。ていうかねぇ、亡くなった歳がアタシの父親と一緒で、ちょっと沁みてます。アメリカの文化に厄年とかって無いんでしょうけど、やっぱね、40過ぎた頃、っていうの、ホントあれですよ、落とし穴的な何かが生じやすいお年頃なんですよきっとたぶん May be。心身共に、ね。もちろん、エルヴィスの置かれた状況と私の父のそれとはぜんっっっっっぜんまっっっっったく違うけど。
とりあえずトムパーカーが悪い奴だったことは確かなんでしょうけど、エルヴィスも経済観念なさすぎでしたよね、たぶん。あとプレスリー父も頼りなさすぎてホントかわいそう。
差別問題に深いメッセージを持ち、ただただ愛に生きたエルヴィスプレスリーでした・・すごかった。すごい時代だった。
- 2022年アメリカ
- 原題ELVIS
- 監督バズ・ラーマン
- 脚本バズ・ラーマン、サム・ブロメル、クレイグ・ピアース、ジェレミー・ドネル
- 原作(原案)バズ・ラーマン、ジェレミー・ドネル
- 出演オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング、ヘレン・トムソン、リチャード・ロクスバーグ、ルーク・ブレイシー、ナターシャ・バセット、デヴィッド・ウェンハム、ケルヴィン・ハリソン・Jr、ゼイヴィア・サミュエル、コディ・スミット=マクフィー、ヨラ、ションカ・デュクレ、アルトン・メイソン、ゲイリー・クラーク・Jr、デイカー・モンゴメリー
- 声の出演
- 制限