DVD『ワンダーウーマン』

マーベル作品の勢いがすごかったので近年追いかけていたワケですが、今年(2020年)はブレーキがかかってしまいましたね。そんな中公開にこぎつけたワンダーウーマン新作はDCコミックスであり、わたくしとしては未だにマーベルと区別がついていなかったりしますが、やはりヒーロー成分にちょっぴし飢えてることもあり、コスチュームを除けばなかなかカッコ良さそうですし、これは観ちゃおうかなと。となれば前作は観とくべきかなと。結局ジャスティスリーグ観てないんだけど、まぁいいかなと。

たぶん前後の繋がり的にはジャスティスリーグくらい観た方が良い感じでしたが、単体でもとりあえず支障はないですね、ワンダーウーマン誕生の物語。いろんな意味で、というか、どれをとってもベタな感じがしなくもない展開ではあるけどね。はやく大人になりたいプリンセスは必ず旅に出るし、それを連れ出すのはいつだってイケメンだし、主人公はもれなく秘めた力を持っているし、怖そうな奴ほどカマセだし、黒幕は優しい顔をして近づいてくるし、そしてヒーローは愛を知り愛を失って真の強さを手に入れる。みんなどっかで聞いたやつですが、この作品の場合はすべてが「昔話」なので許しちゃおうかな(何様)。ええまぁ、分かってはいても、ちゃんと面白かったんですよハイ。

それにつけてもガルガドットさんの良さ。画面映えハンパないっすね。コスチュームが果てしなくダサいのにほんとエラいし奇跡的キャスティングじゃないっすか。真面目にクリスパイン(ポカーン顔がよく似合う)が霞んでいるよね。お着替えシーンは本当に楽しい。眼福。

ところでアマゾネスさんたちの戦いの装束が硬そうで、動くたびにお肌を傷つけてしまいそうで訓練シーンも浜辺の戦闘シーンもそっちでヒヤヒヤしてて、将軍様との会話はあんまり頭に入ってこなかったり。あと聖剣みたいなのが終始あんまり大事でもなかった感じだったのがハテナではありました。つーか鞘に入れれ。剥き出しで持ち歩くんでねえ。おっかねえ。
  • 2017年アメリカ
  • 原題Wonder Woman
  • 監督パティ・ジェンキンス
  • 脚本アラン・ハインバーグ
  • 原作(原案)ザック・スナイダー、アラン・ハインバーグ、ジェイソン・フュークス
  • 出演ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィッド・シューリス、コニー・ニールセン、エレナ・アナヤ、ユエン・ブレムナー、サイード・タグマウイ、ユージーン・ブレイヴ・ロック、ルーシー・デイヴィス、リーサ・ローヴェン・コングスリ、ダウツェン・クルース、アン・オグボモ
  • 声の出演
  • 制限G

コメントは受け付けていません。