DVD『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』
今作が続編だということなので前作というやつを観ようかな〜と探したんだけど、無いんですわ。わざわざ続編ができるのに前作がレンタルに並ばないってどういうことだろう。よっぽどニッチな感じなのか。興味はありながら、今作が新作から旧作扱いになるまで待ってレンタルしてきました(笑)うーん、ほんとうにどうでもいいね(汗) 過去作が2つもあるのでちゃんと地続きであるように作っていることは分かったけど、まず会話がおバカすぎるっつーかしゃべり方が酷すぎるっつーかテンポがおかしくない?聞いてて魂抜けそうだし、まったく売れない音楽活動以外に収入源あるの?お姫様たちが稼いでくれてるの?娘たちが可愛いすぎない?日常生活がマトモに送れていると思える節がひとつもない。娘たちはともかく。おじいちゃんがしつこくダメ出ししたくなる気持ちも分かるわ。まぁでも作品としてはそういうリアルな話をしちゃうと何も始まらないし終われないので気にしたら負けなのよねハイ。失礼しますた。
で結局ビルとテッドは・・・ベースの死神さんと仲直りしただけだね。そもそも曲とか作れるの?って思えてくるレベルで何もしていない。大騒ぎして自堕落な未来を見に行っただけだ。こんだけダメダメな親父たちなのに娘たちにはちゃんと応援してもらえてるの、単純にすごい。お姫様たちのおかげだろうか。娘たちって言うけど最初黒髪の子は男の子にも見えましたね。すごい美形。ピッタリした服着てて寒そう、とか思ってましたけどw
ジミヘンとルイアームストロングまでは「ほうほうなるほど」だったけど、そこからいきなりモーツァルトってのがなぁ。言葉も通じてないし(笑) ただモーツァルト自身がチャラいパリピ(≒好奇心旺盛な)タイプだったらアリだったのかな(?) ていうかそこから先は全員言葉が通じてないね。そりゃ音楽に言葉は要らないって言うけどさ、事情が事情じゃないですか(笑) それもおおよそ1時間以内でメンバー初顔合わせから機材調達から会場確保からPA・ミキシングまでやっちゃう?荒唐無稽にもほどがある(笑) ビルとテッドより娘たちの方が遥かに有能です。有能っていうか強引っていうか、無茶苦茶なわけですが。
ここまでトンデモなら、世界中のあらゆる時代のすべての人に残り4分で楽器を配るとかいうワケワカメ演出もありか。そうか。ハチャメチャでもいいから、結果世界は救われました、人類は音楽でひとつになれたんだ! というハッピーエンドが現実のものであってほしいですねぇ。。。
- 2020年アメリカ
- 原題Bill & Ted Face The Music
- 監督ディーン・パリソット
- 脚本クリス・マシスン、エド・ソロモン
- 原作
- 出演キアヌ・リーヴス、アレックス・ウィンター、クリステン・シャール、サマラ・ウィーヴィング、ブリジェット・ランディ=ペイン、アンソニー・キャリガン、エリン・ヘイズ、ジェイマ・メイズ、ホーランド・テイラー、キッド・カディ、ウィリアム・サドラー、ジリアン・ベル
- 声の出演
- 制限