DVD『キャプテン・マーベル』

まずニックフューリーの若作りですよ。ええ。技術、進歩してるよね刻々と。サミュエルさんの若作りなんて見たいワケねーだろと思ってたけど(笑) 存外出来が良くて満足です(笑) 髪があるくらい若いのに青くなくて、ちゃんとニックフューリーしてるというか既に常人の思考力を逸脱していたのですね。さすがにコールソンに化けてたアレにはビビってましたけど。つかコールソンさんが若くないのはどうして?

フューリーの猫なで声はヤバイ。あのガタイであのツラで。もれなくドン引き。おすすめです(?)。

そしてキャロルさん、ホント強い人。なんとかかんとかのエネルギーを吸収しちゃって強くなっちゃったみたいなのがジーングレイとダブってますが大丈夫ですか。つまりは地球人ですよね。でも血は青いらしい、のはクリー人の血を輸血されてたから、だそうですググりました。映画の中でそういう描写なかったと思うけど。ジュードロウの血は青いってことですね。イケメンで超有能で良い人ぶってたけど実は腹黒いっていうのをしっかりアッサリ表現しちゃうのがジュードロウですよね〜。そして今作の一番良いところは、ヴァースと上司がイイ仲にならないところをはじめ、女性たちが誰にも媚びておらず、決して弱音を吐かないところです。強くて骨太な女だらけです。カッコイイ。

マー・ベルという人が居てキャロルとの関係がどうだった、ってゆーところはちょっと難しかったけど理解しましたよ鈍いアタシでも。でもそれがどうして「キャプテン・マーベル」と呼ぶに至るのかが分からなくて、なんでかなーと思いながらググったら、どうやら原作に秘密があったようです(興味のある方はおググりください)。なんで映画では明らかにしないことにしたのか謎。だけど実際、今作のマー・ベル=ローソン博士から「キャプテン・マーベル」を引き出すにはだいぶ面倒な道のりが必要になりそうです。だからって端折って良いところなのか・・・尤も、登場人物が(今後のMCU作品でも)彼女のことを誰も「キャプテン・マーベル」と呼ばないのであれば、まぁアリなのかな。タイトルは原作ファン向けってことになるけど。エンドゲームはどうだったっけ?

つまりエンドゲームへのつなぎ・アベンジャーズの伏線回収としての役割の方が大きい作品だったのかなぁ。って思うと作品単体として見ると微妙なトコありますね。キャロルさん覚醒後の大暴れシーンや、マリアランボーさんの名パイロットぶり、ジュードロウを最後に黙らせるシーンなどは実に胸がすくので爽快感はありますけど(笑)

グースかわいいよグース。腹の中も含めてかわいいよ。
  • 2019年アメリカ
  • 原題Captain Marvel
  • 監督アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
  • 脚本アンナ・ボーデン、ライアン・フレック、ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット、ジャック・シェイファー
  • 原作
  • 出演ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、ラシャーナ・リンチ、ジェンマ・チャン、アネット・ベニング、ルーン・タムティ、マッケナ・グレイス、クラーク・グレッグ、ジュード・ロウ、アルジェニス・ペレス・ソト、アキラ・アクバル、ケネス・ミッチェル、スタン・リー
  • 声の出演
  • 制限G

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