劇場『トランスアメリカ』
2006-07-31
(MOVIE)
“女性になるための性別適合手術を受ける直前の男性”が、若気の至りで作った息子とひょんなことで出会い、一緒に旅をするお話。その父親というか何と言うかの役どころを、女性が演じているってんで驚いた。なるほど、それならば間違いなくスカートの中にあるものは“忌まわしいもの”であるはずだ。でも本当に「女装したおじさん」にしか見えなくて。スゲーと思った。声もまるで「おじさんが無理して女っぽい声を出してる」みたい。スゲー。で問題の息子がこれまた超キュート。超美形。超22歳。超惚れた。レオナルド・ディカプリオなんかメじゃない。もっとアップでたくさん映って欲しかったです。ケヴィン・ゼガーズの時代が来た(アタシに)。んでまぁストーリーの方は分かりやすい感動モノですが、息子も何気に倒錯した感じらしいので望ましい形のハッピーエンドではないんだけど、まーそーゆー納得の仕方もあるね。とりあえず理解はしたし。っていう。涙ぼろぼろ流しながら、あとはマッタリ考えたら? っていう(;つД`) だからアタシは、いつの日かケヴィン君が白馬に乗ってやってきて、そんで北海道の旭山動物園(超行きたい)に連れてってくれるのを心待ちにしようと思います。
- 2005年アメリカ
- 原題Transamerica
- 監督ダンカン・タッカー
- 脚本ダンカン・タッカー
- 原作
- 出演フェシリティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、グレアム・グリーン、バート・ヤング、キャリー・プレストン、レイノール・シェイン、リチャード・ポー、ダニー・バースタイン
- 声の出演
- 制限R-15