劇場『レディ・プレイヤー1』
ネタが多すぎて正直ついていけません。が、楽しい!めっちゃ楽しい!この没入感!映画鑑賞後の車の運転はホント気をつけてね!!主人公は初めから主人公として勝者となることが約束されていたかのような能力の持ち主に見えるんですよ。誰ともつるまないって初めから言い切るし(と言っておきながらめっちゃ仲間頼ってるけど)、ハリデーオタクで知識も自信たっぷりだし。ハラハラドキドキはあるけど、驚きはない。少なくとも昨日観たアベンジャーズみたいな危機感はまるで感じない(笑)
危機感がないのはオアシスが仮想空間だから(映画の中の話)ではなく、予定調和なストーリーであるように映画が進んでいくから(鑑賞側の視点)。物語の中で暮らす人々は、ほとんどが仮想空間と現実世界とが密接にリンクした生活を送っているように見えます。ホントに寝食排泄以外は見分けがつかないレベル。ゲーム内の危険は現実世界の危険でもあるようにさえ感じます。ここまでくると某国でネトゲにはまりすぎて命を落としたような例もぐっと身近になってきてしまう・・・!
だからこんな未来は怖いし、そういう意味での問題提起もあったのだろうと思うけど、それをこれだけのエンターテインメントに仕上げちゃうんだからスピルバーグはわけがわからない。
とりあえずですよ、1回観ただけでは気づかないネタが多すぎるのでDVDかBDを買わないといけない作品になっちまってるんですよコノヤロウ!スピルバーグの野郎!メ○ゴ○ラとか!!マジか!!!「ぼくは○○○○で行く!」で思わず声出た!!!!この・・・この神!!!!!このネ申!!!!!!
あとツイッターで拝見しましたが、この作品を鑑賞する前にぜひ『シャイニング』を観ておくべし。という意見。ホラーは苦手なので勘弁・・・!と思って未鑑賞のまま臨みましたが、ほんの少し後悔しています。ほんの少しですが。いやぁだってアレですよ、主人公をして「『シャイニング』観てないのかよ?!」と言わしめるレベルですもん。鑑賞されている方におかれましては非常に楽しめたシーンだったのではないかとお察し申し上げます。ほんとゴメンナサイ。それでも観たくない(がくがくぶるぶる
そして登場キャラクター・オブジェ・ガジェット・メカ・オマージュ等の確認をされたい向きは、劇場にてパンフレットを入手することをオススメします。数えたくないレベルでハンパないです。円盤購入は必須科目でしょうね。なんという罪作り。私にはオタクと言える要素は何一つないけれど、サイモン・ペッグがそこに居てくれてなんかホッとしました。ありがとうございます。ありがとうございます(半狂乱
- 2018年アメリカ
- 原題Ready Player One
- 監督スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本
- 原作アーネスト・クライン『ゲームウォーズ』
- 出演タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、T・J・ミラー、サイモン・ペッグ、ハナ・ジョン=カーメン、森崎ウィン、マーク・ライランス
- 声の出演
- 制限