劇場『ブレードランナー2049』
これぞ本流の嫡子、だそうです。前作から今作までの間に、スピンオフというか何と言うかな補足的物語は作られてきているもよう。そのあたりもそれなりに盛り込まれているらしいですがとにかく、前作ありきですね。きっちり予習もしくは復習しておかないとキツいと思われ・・・本編前の予告編とエンドロールを含めてざっくり3時間の長丁場です。前作よりは空気感も重たくないけど、いくらか慣れてないとしんどい(汗)
Kは、というか最新型レプリカントは、人間と見分けがつかないくらい人間らしく見える(ものすごく顔がキレイとか素晴らしく容姿が整っているとか、ではない。ただし一部除く)ように作ってるのなんでだろうね。あからさまに差別発言浴びせたりして傷ついちゃうところまで同じに作っちゃってるのなんでだろう。どうせ奴隷に使うだけなら短命で見た目もロボロボしてる方が良かったんじゃないのかしら。
広告看板もすっぽんぽんの女の子だけじゃなくすっぽんぽんに限りなく近い男の子が踊ってたって不思議じゃないのにね。とかね。さすがに”強力わかもと”は姿を消してた。あっても良かったのに(笑)
気候の変化はさらに進み、住環境は悪くなる一方。ロサンゼルスの外も2019年頃は緑があったのに2049年には「木」の存在がなくなるそう。地球はいよいよ住めなくなる、とSFの世界では語られることが多いですよね。植物が生えなくなったらマジ生きてけないと思うんですけどどうなの。
ブレードランナーとしての仕事も、後味の悪い場面しかなくてハンソロじゃなかったデッカードでなくても嫌気が差すだろうことは想像に難くないワケですが、名前がなく製造番号しか持たないKもまた、押し寄せる感情に揉みくちゃにされ、、、、、、ストーリーは結末まで辿り着いてないよねコレね。ウォレスの人も右目とっちゃったおばさんの人も何も果たしてないもんね。まだ続編が出ちゃったりしちゃうのかねコレ( ̄▽ ̄;) ハンソロも退場したしデッカードももうそろそろだべか。次は30年とか待てませんからね、リドリーが元気なうちに完結までお願いしますよ(笑)
とか思ってたけど、ブレードランナーの熱狂的なファンによると、今作で完璧に完結しているのだという。正直よくわかんないんですけど、まぁ、そうおっしゃるならそういうことなんでしょう(;^ω^)
- 2017年アメリカ
- 原題Blade Runner 2049
- 監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ(製作総指揮:リドリー・スコット)
- 脚本
- 原作
- 出演ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、マッケンジー・デイヴィス、シルヴィア・フークス、レニー・ジェームズ、カルラ・ユーリ、ロビン・ライト、ショーン・ヤング、デイヴ・バウティスタ、ジャレッド・レト
- 声の出演
- 制限