Netflix『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
ルーブルでロケなんてマジNHK太っ腹!というわけで映画館で観られなかったのでマジどーすんべと思ってましたがシレッとNetflixに来てたので満を持して観ました。ありがとうございます。岸辺露伴にも若かりし頃がありました!肌 き れ い。そしてその頃からあの変なバンダナを常時着用していたことが判明する(笑)コレの原作は読んでませんが、どうもジョジョ本編とは設定が違っているところがあったりなかったりするそうです。でも別にそこはぜんぜん気にならないかなぁ。岸辺露伴だからというより、普通に観て超常現象サスペンス?としてちゃんと面白いもんね。あ、ドラマ版もぜんぶ観てます。録画もしてます✌️やっぱ脚本が靖子にゃんですからね。間違いないんですよ。
実写版岸辺露伴シリーズで言うと泉京香ちゃんの衣装が毎回けっこうアレですよね、レトロ可愛いというか。個人的に、中学2年のときの担任のファッションセンスを思い出してツボなんです😂そんなん職場に着てきちゃう?公立中学校やで?って思っちゃうような服を着てた人でしてな(特にイベント日)(詳細は書きません)・・・泉くんの方が遥かに落ち着いているレベルなんですが。ともかく、露伴先生の衣装と相俟って、絵面(えづら)がゴージャスなのも良いんですよね。ほどよい異次元感。
美波サンのエマが「ルーブル」って言う時だけフランス語の発音でしゃべるのと、必要あったのかイマイチわからん安藤政信サンの登場と退場が「?」なだけで、あとはわりとちゃんとスリルとサスペンスしてましたね。黒い絵の正体すごい。木村文乃サンがほんとえぐい。えぐ艶。
仁左衛門(漢字あってる?)も高橋一生サンだったのがちょっとよくわからないんですけど・・・結局は御神木の力と怨念がコラボして?見る者を取り○していたということになるんですよね。まぁなんつうか都合よく使えちゃうよねぇ怨念(笑)死してなお強まる念みたいですね。ジョジョの世界ならそういうスタンド、の方がしっくりきて然るべきだけど実写版ではスタンドっていう概念が出てこないし、御神木の力なんてなんでもありじゃん。ミステリ的にも何とも言えないし、「手に負えない」というオチになっちゃうわけですなぁ。
そしてその怨念にまったく影響されないただ一人の人物が泉京香。なぜに???そっちのがミステリじゃね?最強の癒やしっつーかチートっつーか(笑)そんなこんなでワケわからんところはあるけど、全体的にお話はよくできていてちゃんとのめり込めます。面白い。ひとつひとつのシーンが丁寧に作り込まれていて流石NHKは金のかけ方が違います。若い露伴が菜々緒に惹かれ、親密になったと思ったら突き放されてゆく描写にもガッツリ引き込まれます。もっと観ていたい。
で次回作が決まったんですよね。ありがとうございます。今度はイタリア!いいなぁ(?)楽しみです。
- 2023年日本
- 原題
- 監督渡辺一貴
- 脚本小林靖子
- 原作荒木飛呂彦『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
- 出演高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、美波、池田良、前原滉、中村まこと、増田朋弥、嶋村友美、加賀谷圭、生田拓馬、大谷亮介、バッキー木場、白石加代子、木村文乃
- 声の出演
- 制限