劇場『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
2024年1本目はコレ。賑々しくてたいへんよろしかったです。ただミスターウォンカが予想以上に気の毒な境遇だったので、そうそう能天気なストーリーでもないんですね。彼がただただ落ち込まないだけで。あの細さであのいで立ちで、熱いココア(だっけ?)が一瞬で凍りつく寒さの中、笑っていられるはずがない・・・いや笑ったまま○んでしまいます。こんなにテンション高いティモシーシャラメ氏をみるのは初めてですが、個人的にまったくときめかないので、ひたすらカワイソウに見えちゃっていけません(汗つーか字は読めないとな!そして長ったらしい契約書を読めるくらいの忍耐力とボキャブラリーは身につけておかないと、世知辛い世の中で生きていくのはしんどいわけです。
でもさぁ、明らかに魔法使いですよね?鞄型チョコ製造マシーンだって、どうやって作ったんだ。チョコを作る以外に応用が効かないという制約があるから強力なスキルなのか(笑) わたしにも1つください。1つでいいです横幅の成長は望まないので。地下に落とされて実態がわかる・・というところは『スウィーニー・トッド』をチラっと思い出したり。ジョニデつながり。
そういえばジョニデウォンカは捻くれ者という設定だったわけで、今作は捻くれる以前のピュアウォンカだということですから、かように騙されたあげく○されそうになってしまうみたいな経験があって捻くれるということになる、のかな。ていうか口に入れるべきチョコを人にぶっかけてどうこうってあり得ないワケですよ。それ署長さんに食わすつもり?😂 そりゃあ捻くれたくもなりますわ(違) ウンパルンパ氏との関係も面白いですね〜。ヒューグラントなんでもありだな。ていうか年末年始がヒューグラントで染まってしまったな(笑) もうちょっと等身は調整できただろうに😂
いちおうミュージカルなのかな?ティモテもたくさん歌ってましたけど、いたって普通。。。曲も悪くないはずですが、「あっすごい」ていうところは無かった気がする。サリーホーキンスさんは短い出番ながら印象深いんですよね、まぁ共感的なアレもありますし。そしてオリヴィアコールマンさんの振り幅よ。その勢い、もはやカッコいいまである。
- 2023年アメリカ/イギリス
- 原題Wonka
- 監督ポール・キング
- 脚本サイモン・ファーナビー、ポール・キング
- 原作(キャラクター創造)ロアルド・ダール、(原案)ポール・キング
- 出演ティモシー・シャラメ、クララ・レイン、キーガン=マイケル・キー、パターソン・ジョセフ、マット・ルーカス、マシュー・ベイントン、サリー・ホーキンス、ローワン・アトキンソン、ジム・カーター、トム・デイヴィス、ナターシャ・ロスウェル、ラキー・ザクラル、リッチ・フルチャー、コブナ・ホルドブルック=スミス、コリン・オブライエン、オリヴィア・コールマン、ヒュー・グラント
- 声の出演
- 制限