劇場『キカイダー REBOOT』
昨今、特撮ヒーロー映画でコラボとか流行ってるみたいですよね。 何年か前、全然関係ないはずの戦隊だかライダーだかのお話に「ちきゅうをまもるヒーローだから」くらいなこじつけで、メカメカしたひとたちが出てきたことがあったような気がする。アタシはそれで知った、くらいなレベルなんですよキカイダーって。だもんだから、ある日突然ガイムに乱入してきたり、ギターぽろりん〜とか全くピンとこない。照井のがなんぼかイケメンだよ!とか思ったくらいジャケットかぶってるしw
で、コッテリ見せすぎ。ラスト間近の殴り合いは本当にヤバい(悪い意味で)。だってメカ同士のはずなのが、まるで生身の人間のように顎がぐりっと動いたり足元ふらふらしたり、って妙ですよw スローで見せちゃったらなおさらじゃないですかwww シーン自体長過ぎだし。せっかく高性能なロボなんだから、目にも留まらぬ速さでカタを付けてよ。
そーゆー意味では、マリとの戦闘はテンポも良くてキレも良くて、すばらしかったと思います。歯痒さばかりつのるけど(汗)
てゆーかロボ(≒アンドロイド)同士の戦闘で、殴り合いって意味無いと思うわけ。最初から最後までハード的な急所を狙えばいいのに。ってずっと思ってたんですよね。物理攻撃にしても、もっとこう、腕や脚を切断するためだけとか、映像や音声の取得機能を破壊するだけとか、狙う箇所に特化した能力、みたいの。そういうのがいいんじゃないのって。ねぇ。それが最後の最後で頭を純粋にガンガン殴りまくってて、あーこれは効くわ!これは効いてもしゃーないわ!とか考えを改めそうになってたワケですけどね。まぁ効かなかったんですけどねw
だからキカイダーの最終手段だけは納得いったわけですが、、、最初から使え。ってのは言っちゃいけないのよね、きっとねw
そのサジタリウス校長(笑)、今回も真っ黒黒でいいですね〜!コンプレックスをだいばくはつさせるような役柄、何気にお似合いですw
そしてナゼか見た目がなんとなく昭和っぽいミツコさん。いるんですねぇ、今時の若い子にこーゆー顔(笑) なんつーかね。難しいよね、人のように見えて人でない代物を好きになるなんて。弟君の「好き」とは違うもんね。まー続編とかなくもなさそげな気がしないでもないけど、ぶっちゃけ作らないでください。できちゃったら観るけど。。。
とりあえずいろんな部分で昭和丸出しなので、いろいろ微妙なのは否めない。それなりにイマドキと融合できてるんだろうとは思いますけどねぇ。気持ち長かったけど、息子7歳が、途中で「もう帰る?」って言わなかったのでアリです(笑)
- 2014年日本
- 原題
- 監督下山天
- 脚本
- 原作
- 出演入江甚儀、佐津川愛美、高橋メアリージュン、原田龍二、中村育二、伴大介、山中聡、長嶋一茂、池田優斗、本田博太郎、石橋蓮司、鶴見辰吾
- 声の出演
- 制限