DVD『グッバイ、リチャード!』
いきなり余命半年って言われたら、かぁ。そうねぇアタシも好きなことやりたいけど、、リチャードと違ってまだ自立できてない息子14歳が心配になっちゃうからねぇ(汗) まずはアタシの財産を母親が勝手にいじれないように公正証書でも作っておくわ(真顔)好きなことやってるリチャードはジョニデだからとても似合うわけで、逆に真面目で厳格な大学教授なんていう役柄の方が似合わないんですがそこは映画だから仕方ないのかな。相変わらず酔っ払ってれろれろになって暴れてる姿がしっくりきまくりです。しかし言いたいことはちゃんと言っている(妻と娘への告白だけは後回しになってしまったけど)。ただ学生に対して言ってたことはよくわかんなかった。英文学を専攻して社会に役立つにはどうするのかってアタシには分からないからかなぁ、「なんかふんわりしてるというか、ざっくりしすぎてありふれてるというか」「つまりどういうことだってばよ」的な🤔🤔🤔
カミングアウトした娘を素直に応援できることはとても良いんだけど、本人の本来の性格というか性質は普通に差別主義的なところがありますよね。まぁ、実の娘だから、何が何でも認めてあげるべきだという態度なんだろうね。たぶんちゃんとゲイのひとたちの気持ちは分かってないんだけど、でも応援するという姿勢は必要よね。
徐々にやつれ、生気を失っていくジョニデを見てると“親友”の気持ちもわかりすぎるほどわかるんだけど、あんなにベタベタされるのはやっぱ嫌だなぁ(笑) みんなのいるところで死にたくない、なんてネコみたいなことを言いながらお供にイッヌを連れていくという。最後のT字路で止まって笑い出した瞬間に、あっこれ真っ直ぐ行くやつか!って分かっちゃったけど、そこで問答無用で崖でしたとかなんかえぐい凸凹にハマって動けなくなりましたとか、じゃあないことをとりあえず祈ってしまうくらい捻くれていて本当に申し訳ありません。
なんだかんだ言ってめっちゃ泣けた😭あほほど泣いた😭告白を聞いたあとのヴェロニカの表情もすごくよかった。教会に行っても神様にすがるわけでもないというのも良かった。どこか遠く(まで行けないかもしれないけど)でひっそり天に召されたとして、一応それ家族としては把握しときたいですよね? 死亡が確認されるまでは大学から給料が入るからとか言ってる場合じゃねえだろと思いましたけど。どっか遠くへ行きたいのは分かったから、ちゃんとスマホなりGPSのわかるようにしといてくれや、って心の中で訴えている私はどこまで薄情なんでしょうね。
- 2018年アメリカ
- 原題The Professor
- 監督ウェイン・ロバーツ
- 脚本ウェイン・ロバーツ
- 原作
- 出演ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、ダニー・ヒューストン、ゾーイ・ドゥイッチ、ロン・リヴィングストン、オデッサ・ヤング
- 声の出演
- 制限