劇場『ダーク・シャドウ』
「ジョニデの新作だー♪」って群がった女子の一定割合を確実にドン引きさせたであろう今作。どうやらアチラの国ではTVシリーズというものが存在していて、ティムもジョニーもミシェルも大ファンであるということで当事者はノリノリだったそうですが、少なくともPG12であることを忘れたら負け。CMも予告もノリが軽すぎです。日本向けの広報はあたまおかしいと思う。確かにコメディ色が強いけど、基本的にヴァンパイアとか魔女とかが出てきたらスプラッタもセットで出てくるに決まってるじゃないですか。血を吸うんよ、ヴァンパイアって。まーそのやり方というか狩り方というかが、ね、ちょっとえげつなかった部分もあるし、PGつけたくなかったらそうできないこともなかったんじゃないかと思えなくもないけど・・・。スプラッタとマヌケで笑えるところと真摯で真っ直ぐな意思ってのがみんな揃ってるからこのお話が成り立つのかもです。
ポスターとか見て、出演者の顔がみんな白いので、全員ヴァンパイアなのかと思ったんだけどそうじゃないのね。色白な家系、なら分かるけど博士や使用人まで白すぎるしw どういう演出だろう?
何しろエヴァ・グリーンが怖すぎです、予想を遥かに超えてました。ていうかこの人、見るたびに怖さレヴェルが上がってってるんですけどw こうなったら「悪い女」の頂点を極めていただければと、勝手に思うことにします。
で、続編もできそうな予感があったりなかったりなんですけど。どうなのかしら。個人的には、なくてもいいですハイ。とりあえずヘレナ・ボナム=カーターは好みじゃないのでww
- 2012年アメリカ
- 原題Dark Shadows
- 監督ティム・バートン
- 脚本
- 原作
- 出演ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・グレース・モレッツ、ベラ・ヒースコート、ガリー・マクグラス、イヴァン・ケイ、スザンナ・カッペラーロ、クリストファー・リー、アリス・クーパー
- 声の出演
- 制限