劇場『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
いやあ泣いた泣いた。劇場内、私ともう一人の女の人の2人しか居なかったんだけど、2人ともじょびじょばずりゅずりゅw その劇場(太田コロナシネマ)が今月いっぱいで閉館だそうですが泣いたこととは全く関係ないです。ちっともわざとらしくないのに大泣きってことは、それだけ訴えかけるモノが大きいってこった。日本人ならどうしても911を311に重ねちゃうと思うけど。。。アタシは災害ではないけど、やはり「ある日突然、父親を亡くした」わけで。まー当時アタシは中学2年だったし、2つ下の弟の方がショックは大きかったでしょう。男子の方が、父親の影響は大きいよね、きっと。彼はアタシには何も言わない。けど母には言うらしい。まぁ言えるだけマシってことかしらね。
なので私の坊ちゃんと、その父親の関係については慎重に執り計ろうと思っているわけですが、めんどくさすぎてうまくできないかもしれない事も多々あるような気はしてますw それでもあのちんちくりんが大人になって、ちゃんと自立できるよーになるまでは、アタシ死ねないわ。って思うから。だからすんごい泣けたんだと思う。自分で書いてて理解不能な気がしないでもないですごめんなさい(/_;
映画自体は終始息子視点で描かれていたようですが、たぶんアタシはずっと大人目線だった気がする。まぁあのオスカーの、ちょっと特殊な性質(いろいろ怖がったり執着しすぎたりする)をよく知らないからってのもあるけど、それより弟に重ねて見てた感じ。ガタイはデカイくせに心が脆いんだ。口では大胆な事も言うけど、すんごいビビリというか。
父が亡くなった当時は、詳しいことは教えてもらえなかったので、あえて聞かなかった。確か2〜3年前ですね、やっと母から聞けた父の死因。この鈍いアタシですら何て言うべきか未だに分からないのに、弟が知ったら本当に心が折れる。こればっかりはオスカーと違う。あ、弟の事はどうでもよかったですね。すみません。でも他に書けることがありませんでした。
- 2011年アメリカ
- 原題Extremely Loud and Incredibly Close
- 監督スティーヴン・ダルドリー
- 脚本
- 原作
- 出演トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、トーマス・ホーン、マックス・フォン・シドー、ヴァイオラ・デイビス、ジョン・グッドマン、ジェフリー・ライト、ゾー・コードウェル
- 声の出演
- 制限