劇場『リバティーン』

ジョニーさんの放蕩っぷりを堪能するための映画。とは言っても惨めな死に様を迎えることが明白であり、がんばって粋がってもねえ、結局ねぇ、といったよーな気分で観てしまいました。失敗でした。自分的に盛り上がらないまま終わってしまいました。や、出演者たちは素晴らしく実力者ばかりで非の打ち所もないし、十分観てよかったと思えます。思えるんですが、どうもマルコヴィッチさんの顔が面白くて困りました。愛嬌ありすぎます。顔のデカさといいカツラの似合わなさっぷりといい。あとトム・ホランダーが相変わらずな役どころなのもお約束すぎて笑えるし。若者ビリーのひとは『プライドと偏見』でも見ましたが、今度はもっとじっくり、、、上から下まで、、、たっぷり眺められる役がもらえるとワタシが喜びます。ぶっちゃけオーランド・ブルームの弟役とかでも構いません(酷い)。ガンバッ☆ ところで映画の冒頭と最後にあったジョニーさんの観客宛てメッセージは、なんで付けたのでしょう。そんなこと言われなくてもロチェスターさんのことは好きになんねーよ。デップは無理。もう引き返せない。つかどっちも「ジョニー」なので、劇中で混乱してたんですがアタシだけですか?
  • 2004年イギリス
  • 原題The Libertine
  • 監督ローレンス・ダンモア
  • 脚本スティーヴン・ジェフリーズ
  • 原作スティーヴン・ジェフリーズ
  • 出演ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ、ロザムンド・パイク、トム・ホランダー、ジョニー・ヴェガス、ケリー・ライリー、ジャック・ダヴェンポート、リチャード・コイル、フランチェスカ・アニス、ルパート・フレンド、ポール・リッター、スタンリー・タウンゼント
  • 声の出演
  • 制限R-15

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