劇場『エジソンズ・ゲーム』
今のわたしたちが観るから、あんたらどっちもだいじなんだから仲良くしなさいな、と思うしかないしエジソンさんの大人げなさにドン引き必至なわけですが。まぁまぁ醜い争いなんだけど、当事者にとっては研究費なり生活費なり死活問題なのは確かよね。いずれにしても、彼らの苦悩の上に今のわたしたちの生活の基盤ができているわけで、まったく感謝しきりです。『ナイブズ・アウト』でも思ったけど、マイケルシャノンさんは顔が怖い。人当たりは悪くない感じだけど、見た目が怖い。思い込みはイクナイと思いつつ、あーウェスティングハウスさんは悪役的立ち位置なのかなーと思ってしまったり。むろん、エジソンさんの方がよっぽど人格的にやべー感じでしたけど。ええ。あとテスラさんは名前が残るほど才能のあった人のわりに、作中ではあんまり良い思いをしていないように見える。現実でも幸福度は低そうだった気がしますね、極度の潔癖性とかね。ニコラスホルトさんの佇まいは良かったですね〜秘めた野心とか神経質そうな性格とか滲み出る感じ。
実在の人物と実際に起こったできごとを題材にしたエンタテインメントであることは確かだけど、そんなに注目されてない気がしますね。なんでかしら。エジソンさん超有名なのに興味持たれないのなんでかな?邦題が悪いから?
- 2019年アメリカ
- 原題The Current War
- 監督アルフォンソ・ゴメス=レホン
- 脚本マイケル・ミトニック
- 原作
- 出演ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、ニコラス・ホルト、トム・ホランド、キャサリン・ウォーターストン、タペンス・ミドルトン、スタンリー・タウンゼント、マシュー・マクファディン
- 声の出演
- 制限