DVD『ブラック・クランズマン』
1970年代のブラックピープルはアフロ率めっちゃ高かったの?なんか絵面がすごい。ちょと楽しい。実話が基っていうのがこれまたスゴイよ。事実は小説よりも奇なり、ってホントよね。KKKというやつはオボロゲな知識しかなかったけど、disり(=説明)がわかりやすかったので大丈夫でした。なのでロン君なにやってくれちゃったんだろ?ってしばらく思ってたよね(笑) なんで潜入捜査するのにソレ・・・いきあたりばったりが過ぎるよね・・・トンデモにも程があるよ。
電話のシーンとかコメディパートも多いし、基本的に観やすい作品ですよね。フリップさんの肝が冷えっぱなしなのが気の毒でしたけど。初めの方の演説シーンはなぜか不気味で、中身はとても真面目。ブラックパワーの味方になっちゃいます。もっとも攻撃的なやり方はどっちも賛同しませんけど。そんなこんなの対比をしつつ、でも双方とも本質的には変わらないようにも見える。痛快な終わり方をするのかと思いきや、最後の最後で凄まじい現実が待っている。やばい。アメリカやばい。だから言ったんだよ、トランプはやばいって・・・まぁ手遅れだし、その時代から50年近く経っても何一つ変わっちゃいないってことなんでしょうね。それがヤバイっつってるんだ!
とりあえずジョンデヴィッドワシントン、デンゼルワシントンの息子とのことですがハンサムですねやっぱり。若そうでいてあんまりチャラくないのは環境が環境だからでしょうか。既に貫禄があるようにすら見えます。若い頃のデンゼルさんはけっこうハッチャケてた印象ですけどね(役柄の雰囲気)。そして我らがアダムドライヴァーさんですねーイケメンだけどなんか違うっていう独特なアレが漂ってますよね。なんだろう佇まいからして異質(?)。白いカイロレンとはよく言ったもので(笑) 最近たくさん出演作品が出てるみたいなので注目注目。
- 2018年アメリカ
- 原題BLACKKKLANSMAN
- 監督スパイク・リー
- 脚本チャーリー・ワクテル、デヴィッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット、スパイク・リー
- 原作ロン・ストールワース
- 出演ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライヴァー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、コーリー・ホーキンズ、ライアン・エッゴールド、ヤスペル・ペーコネン、アシュリー・アトキンソン、ポール・ウォルター・ハウザー、ロバート・ジョン・バーク、ケン・ガリート、フレデリック・ウェラー、ニコラス・タートゥーロ、イザイア・ウィットロック・Jr、ハリー・ベラフォンテ、アレック・ボールドウィン
- 声の出演
- 制限