劇場『ジュマンジ/ネクスト・レベル』
レベルアップしてますね、いろんな意味で。予告でもパンフでも「バグってて大変」みたいなこと言ってるけど、そうではないと思いますよ。前作冒頭の“進化”、あれが可能ならば修復だってレベルアップだってできちゃうってもんでしょう(笑) ダチョウの出現あたりの描写は、予告編とはちょっと違ってますよね。虚空から湧いてなかったっけ?あれはバグに見えても仕方ないよね。本編で採用しなかったってことは、やっぱバグじゃないつもりだからかな、ってね。ナイジェルさんのNPCみになんだかホッとするわ(笑)ところで年寄りのマイペースっぷりは本当にウザいね(笑) エディじいちゃんは「なんだと?」「なんだそりゃ!」で先に進まないし、マイロじいちゃんは話が長くて回りくどい。状況に全く関係ない昔話とか知り合いの話とかを引き合いに出してくるの、年寄りの癖なんですかね?ほんとイラつくよね(笑) 平和な日常ならのんびり構えて相手にしてられるけどねぇ。臨機応変ってほんと大事よね。
今回もそれぞれのキャラがそれぞれ特技を活かしてアレコレ進めて行ってるけど、やっぱ一番エライと思ったのはベサニーですね。アレックスを巻き込んだのも、シェリーに戻ってからの言動も、肝が据わっててスゲ〜と思いましたよ。フリッジが一気にヘタレ化しちゃったけどね。吊り橋シーンでもギャー怖いーヤダ〜とかぜんぜん言ってないじゃんシェリー。成長しすぎやろ。潜入シーンでもゲーム的にあそこでナントカ兄弟になりすますのはアリだったのだな、という気がしつつ妹のくだりは町で情報収集できててもよかったのに、って感じでしたけど。まぁいいけど。
シェリーの弱点の太陽・暑さ・砂って砂漠じゃ即死じゃねーかと思ったけどロストしてなかったのは何故なんだ。どういう条件なんだ。筋トレなんかやったら死ななきゃおかしいだろうに。シープレーンが納屋で罠ロストしてたのもちょっと謎。首はともかく刺さったのが腕なら即死はないだろうに。毒?毒と言えばルビーだけど今回はソレなかったですね。前回やってるからいいのかな。全滅しちゃったシーンはさすがに誰かキレろよ、と思いましたけど。全体的にもうちょっとライフを大事にしてほしかった。
オークワフィナさんの大活躍ちょっとうれしい。キャラ変もうまかったですよね。あ、今回息子12歳と一緒だったので吹替版を観たのですけど、声優さんも良い仕事してましたよね。中身がじーちゃんと若者でちゃんと声色違ってますもんね。もちろん演技もちゃんと見分けがつく。今作はストーリーよりも登場人物を眺めて楽しむタイプかしらね。ジャックブラックのキャラ変ぶりは流石です!って叫んだわ、心の中で。現実世界のマイロの声の人は微妙でしたけど。いや声聞いて「どこの素人連れてきてんだよ」って思ったでしょコレ。。。
そしてエピローグ。やばい。被害者(プレイヤー)が増えて・・・馬・・・まで見えた気がする。
- 2019年アメリカ
- 原題JUMANJI: The Next Level
- 監督ジェイク・カスダン
- 脚本ジェイク・カスダン、ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ
- 原作クリス・ヴァン・オールズバーグ
- 出演ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、アウクワフィナ、アレックス・ウルフ、モーガン・ターナー、サーダリウス・ブレイン、マディソン・アイズマン、コリン・ハンクス、ダニー・グローヴァー、ダニー・デヴィート、ロリー・マッキャン、リス・ダービー、ビビ・ニューワース
- 声の出演楠大典、高木渉、伊藤健太郎、白石涼子、KENN、ファーストサマーウイカ、間宮康弘、江原正士、木村良平、M・A・O、武内駿輔、水瀬いのり、千葉進歩、加山雄三、浦山迅、小宮和枝
- 制限