劇場『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
やはり事前に「シャロン・テート事件」についてサラッと情報を仕入れておいて正解でした。うなる演出、そしてタランティーノの愛のこもったエンディング。作品自体はけっこう長いけど、終わり方は悪くない・・・うーん、グロいけどギリギリ悪くない(笑)レオ様はやっぱりああいう、悩み深いキャラ・眉間にシワ寄せてる姿が似合うなぁ。みっともない姿を晒してても様になってるって不思議。カッコつけてるとちゃんとカッコ良いし、画が映えるよね。ブラピはもう50をとっくに過ぎてんのにどうしてあんなにイケメンなのか、良すぎるカラダしてるのか、本当に謎だし私もワンコになりたい。
ダコタファニングちゃん気づかなかった(汗) エルファニングちゃんもがんばってるし、えらい稼いでますよここんちは(笑)
あとはだいぶダラダラしてます本当に長いよ161分。1960年代のハリウッドの空気をじっくり楽しんで、ゆっくりと入り込めるように丁寧に作ってるのかも。当時の音楽とかテレビとかぜんぜん知らない人にも優しいのね、タランティーノ。そして最後の最後だけ優しくなかった・・・いや、愛の鉄槌だなコレは。うん。映画を作るってことはこういうこともできるんだ。って良くわかるよね。なんかね、うぎゃーって言っちゃうくらいなんだけど、なんかこう、救われた気になるの。そう、シャロン・テートを知っていればね。ロマンポランスキーも応援したくなること請け合いです。ありがとうタランティーノ。
- 2019年アメリカ
- 原題Once Upon A Time In Hollywood
- 監督クエンティン・タランティーノ
- 脚本クエンティン・タランティーノ
- 原作
- 出演レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、マーガレット・クアリー、ティモシー・オリファント、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、ブルース・ダーン、アル・パチーノ、ジュリア・バターズ、マイク・モー、ダミアン・ルイス、ルーク・ペリー、デイモン・ヘリマン、ロレンツァ・イッツォ、ニコラス・ハモンド、サマンサ・ロビンソン、コスタ・ローニン、マディセン・ベイティ、ジェームズ・ランドリー・ヘバート、シドニー・スウィーニー、ハーリー・クィン・スミス、スクート・マクネイリー、レナ・ダナム、ラモン・フランコ、クリフトン・コリンズ・Jr、ドリーマ・ウォーカー、ルーマー・ウィリス、レベッカ・ゲイハート、スペンサー・ギャレット、カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、マイケル・マドセン、ジェームズ・レマー、マヤ・ホーク
- 声の出演
- 制限