劇場『銀魂2 掟は破るためにこそある』
息子11歳と並んで鑑賞。いや〜笑った笑った。いや〜泣いた泣いた。前半のコメディパート、テンポ良くて最高。新ちゃんのツッコミがパワーアップしててよき。新八と言うよりスダマサキそのものだったけど。
後半はマジメパート。今回は近藤があんまりボケないので勘九郎氏のマジメな演技を堪能できるわけですが、なんつうか、まんま時代劇です。考えてみると江戸訛りでおかしくもなんともないはずなんだけどつまり、他の人たちがまったく”時代がかっていない”ために、浮いてるんですな。こればかりはどっちがどうと言いづらい。演出次第だからね。セリフそのものは、沖田なんかは「〜〜〜ですかい?」みたいな言い方するけど、ちっとも江戸っ子ぽく聞こえないもんね。上手い下手というより、演出でどうにかできたかもしれない部分、のような気も。
ただ、銀魂だからね(笑) こまけーこたーいーんだよ。
もちろん、他のキャストさんもキッチリ仕事してくれておりますので、どんなドアップでもちゃんと見られますし、アクションもなかなか見応えあります。神楽ちゃんもしっかりアクションしてたの見てようやく、あ〜そうだったよね〜とか思い出したりするくらいには顔白しゃくれ顔がえらいことなってた(笑)
やっぱり脚本がうまいですよね。ちゃんと泣かすために、ちゃんとストーリーを積み重ねてくれてるし。笑わす方は勢いで良いのよ、そこにストーリーは要らないから支離滅裂でオッケー(笑)
コスプレ映画だから、と言って評価しない向きもあるようですけど、俳優さん方がノリノリで演じられるんだったら、コスプレ(ゴテゴテの衣装やメイク)くらいアリでいいじゃないっすか(笑) どうせコメディ、されどコメディです。コメディこそ、くそ真面目にやらないと楽しくないんですから。
映画は非日常を味わうお手軽エンタテイメント。その枠の中で最大限に楽しめる作品のひとつと言って間違いないでしょう。『3』も期待していいんじゃないっすかねぇ!ねぇ!今回高杉がぜんぜんアレでしたもんねぇ!ねぇ!ლ(●ↀωↀ●)ლ
- 2018年日本
- 原題
- 監督福田雄一
- 脚本福田雄一
- 原作空知英秋
- 出演小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、窪田正孝、吉沢亮、勝地涼、夏菜、戸塚純貴、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、堤真一、中村勘九郎、堂本剛
- 声の出演
- 制限