劇場『映画ドラえもん のび太の宝島』

息子10歳と並んで観賞。まーお話としては子供向けですしいろいろ説明不足なところは目を瞑るとして・・・って私がそろそろ慣れないといけないな、もう(笑)

ジャイアンがのび太を殴らないことにも慣れないといけないし、のび太くんがありえないくらい勇気凛々で、かつ不幸を呼び寄せる率が低い(=幸運を呼んでしまうことが多い)ことにも慣れないといけないんですよね。ええ、ええ。もう、私たちの知ってるドラえもんじゃあないんですよ、私たちの子どもたちが知ってるドラえもんったら。仕方ない、そういうもんなのよね。

で、そゆこととは別に、アタシ的に今回何より嫌なのが、主題歌。歌のひとが好きじゃない。もう完全に偏見ですし流布しなくていいです、本当にただの好き嫌いの話ですから。単純に嫌いなの(笑) あと、”恋ダンス”の曲にほんのり似てる。歌い出しらへん。あー、そー、やっぱねー。っていう(笑)

「ここ、泣くトコ!」っていうのをあからさまにすることで観る人(≒子どもたち)を導くことは一概にダメではないだろうけど、感情の在りかをどこへ置くかの余地を与えないことが果たしてエンターテインメントの役割としてあるべき姿なのかどうか、は気になる。相手が子どもだからってナメてはいかん。言うたら大人向けだって堂々と「ココで泣けぇぇぇ」ってなヤツもあるわけですよ。ナメられてますねんで。泣いちゃうんですけどね。そりゃあもうモリモリ泣いちゃうんですけどね。まんまとね(泣)

で、まぶた腫らしてエンディングですよ。お隣も反対のお隣もそのまたお隣のお母さんももれなく号泣ですよ。劇場内は鼻をすする音で充満しとります。すするな。かめ。私はそのためにポケットティッシュではなく箱ティッシュを持参したのだよ。ゴミはきちんと持ち帰りました。
  • 2018年日本
  • 原題
  • 監督今井一暁
  • 脚本
  • 原作
  • 出演
  • 声の出演水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昂、関智一、大泉洋、長澤まさみ、高橋茂雄、折笠富美子、早見沙織、大友龍三郎、悠木碧、山下大輝
  • 制限

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