DVD『フューリー』
うーん、壮絶。これ事実?フィクション?すっごいリアル。戦車そのものも戦場の雰囲気もみんなリアル。お話の流れも上手くまとまってる気がする。ウォーダディのチームもキャラがすごく立ってるし、ブラピの上司っぷりが頼りがいありすぎて困るし、ていうかシャイア・ラブーフが無事に生きててなんだかホッとした(^_^;エマのくだりがよく分からないですけど。なんでそこでホッコリするの?お姉さんどうして黙って卵焼いてるの?ていうかブラピなんで卵持ってるの?もしかしてここの家の食材?そういう感じなの?すぐ後に爆撃されちゃうとか都合良すぎね?
「FURY」は、「激しい怒り」というような意味で、”戦場に赴く兵士たちの胸に込み上げる、言葉に表現することができない特別な感情”なのだそうです。兵士たちは戦う理由をそれぞれに持って臨むわけですが、とりわけ「怒り」を理由にする人は多いのではないかと。中でもウォーダディの思いは強く激しかったのだろうなぁ。
ノーマン君が意外と早く一人前になれてスゴイなぁと思ったけど、もう前線には戻らないんじゃないかな。最後に目が合った人と、また会いたくないもんなぁ。
ところで近頃の戦争だとアメリカは「一人残らず連れて帰る」って良く言ってるけど、この頃はそうでもなかったのでしょうか。そういう描写がなかったから。でもノーマン君を見つけに来てくれたってことは、先にやられちゃった戦車の人たちも探してもらえてるでしょうか。
もう、兵士たちにも、世の中にも、はやく平和が訪れて欲しいと願わないではいられない。
※2015年 22本目。
- 2014年イギリス
- 原題FURY
- 監督デヴィッド・エアー
- 脚本
- 原作
- 出演ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル、ジェイソン・アイザックス、スコット・イーストウッド、ジム・パラック、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、ケヴィン・ヴァンス、ゼイヴィア・サミュエル、アナマリア・マリンカ、アリシア・フォン・リットベルク
- 声の出演
- 制限