DVD『インビクタス/負けざる者たち』
原題の直訳は、「征服されない者(単数)」なんだそうです(Wikipediaより)。劇中、大統領氏が言う「我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり」(I am the master of my fate,/I am the captain of my soul.)は、そういう意味なのですね。私個人的には、すごく当たり前なことなので、なんでわざわざ。と感じてしまいがちなんですけど、征服されてた環境があったからなんですよね、彼らには。そういう歴史が前提として分かってないとイケナイお話・・・。
ご存知の通り、あたくし歴史ってチョー苦手なんで・・・アパルトヘイト?あー、はい、単語は聞いたことある。っていうレベル。それ以上何も知らないレベル(汗) ダメだ・・・
とりあえず感じたこと。色んな人種が混じる映画としてはアメリカ映画を観る機会が多いわけですが、南アフリカが舞台っていうのは初めてだと思います。他の国の映画でももちろん人種の違いが表現されているモノはあるけど、南アフリカって関わり方が違うのかな〜?と思いました。当事者たちの。クリント・イーストウッドが撮ってるんだから割と本当の姿に近いんじゃないかと信じますが、どこの国でも偏見ってやつは存在するものの、あり様はみんな違うのかなぁと。
やっぱマット・デイモンの顔がねぇ。彼は、どうしても、アメリカちっくな顔なんですよ(汗) フランソワがどうこうっていうレベルじゃない。アメリカすぎる。特典映像で、アスリートを演じるためにキッチリ体作って撮影に臨んだとかゆってて、もちろん偉いんだけど、やっぱラグビー選手には見えない。まして南アフリカ育ちだなんて。何を偉そうに言っちゃってるんでしょうかワタクシ。単純に顔が好みじゃないっていうのは置いといて。
勝負ごとじゃないにしても、困難に対して、それを乗り越えねばならない、乗り越えられることを証明しなければならない。そういった「意志の強さ」は私もそれなりに持っていると思うけど、本当に実現できる力があるかどうかっていうところは、やっぱりいつも不安になります。実現するための努力は、常日頃心がけていますけれど・・・。がんばって参りませう。
※2015年3本目
- 2009年アメリカ
- 原題Invictus
- 監督クリント・イーストウッド
- 脚本
- 原作ジョン・カーリン
- 出演モーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン、マット・スターン、ジュリアン・ルイス・ジョーンズ、アッジョア・アンドー、マルグリット・ウィートリー、レレティ・クマロ、パトリック・リスター、ペニー・ダウニー
- 声の出演
- 制限