劇場『マリー・アントワネット』

えーと、あんまり期待してなかったんだけど、それ以上にどうでもよかったっつうかなんつうか。衣装もすごいし、本物のヴェルサイユ宮殿でロケしたらしいし、えっらい金かかってそうだけど要はそのすごいのを見せびらかしたかっただけ? 色んなドレスやアクセサリーやお菓子をいっぱい並べてアハハウフフって遊びたかっただけ? みたいな? 基本的にマリー・アントワネット周辺の史実を知ってるひとぢゃないとワケわかんないあたりからしてどうなんだ。予告とかCMで雰囲気だけ見てやってきたっぽい女子中高生たちを救ってやる気はなかったのかと。ナレーションも皆無だし、『ベルサイユのバラ』の知識しかないアテクシとしても物足りない。キルスティンがちっともマリー・アントワネットのイメージに合ってないとかいうのはこの際、つぅか予告観たときからずっと「ありえねえ」って思ってたけどとりあえず置いとくけど、いくらなんでも説明不足だと思った。つまり何が言いたいのだと。処刑まで描くでもなく、歴史の勉強をするでもなく、そおゆう背景も説明せずに何を見せたかったのだと。やたら監督が持ち上げられてるのが理解できないのはアタシだけですか?
  • 2006年アメリカ
  • 原題Marie Antoinette
  • 監督ソフィア・コッポラ
  • 脚本ソフィア・コッポラ
  • 原作
  • 出演キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、アーシア・アルジェント、マリアンヌ・フェイスフル、ジュディ・デイヴィス、リップ・トーン、スティーヴ・クーガン、ジェイミー・ドーナン
  • 声の出演
  • 制限

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