劇場『クリムト』

死の床につくクリムトと、その弟子と思しき若い男(劇団ひとり似)が、華やかなりし頃を思い起こす・・・みたいな感じで淡々と進んでゆくのかと思いきや(とは言えいきなり裸の女たちが天井からぶら下がってる景色から始まるんだが)、だんだんと夢と現(うつつ)がゴッチャになって、精神崩壊してっちゃう。理想の女は何人も居るし、妖しげな公務員は神出鬼没だし、部屋の中に雪が降っちゃうし、猫がニャーと鳴いて、金箔が舞い上がるのだ。正直、ちょっと無理;; 全裸の女性がこれでもかと出てくるので、まずそれだけでお腹いっぱいw そこへ持ってきて精神世界の大冒険である。ついてこいってゆわれても絵の良し悪しとか分かんないし当時のウィーンの文化も当然分かんないし、無理。ごめんなさい。クリムトさんが普通じゃないひとだったってことはよく分かりました。
  • 2006年オーストリア/フランス/ドイツ/イギリス
  • 原題Klimt
  • 監督ラウル・ルイス
  • 脚本ラウル・ルイス
  • 原作
  • 出演ジョン・マルコヴィッチ、ヴェロニカ・フェレ、サフラン・バロウズ、ニコライ・キンスキー、スティーヴン・ディレイン、サンドラ・チェッカレッリ、ポール・ヒルトン、エルンスト・シュトッツナー、アグライア・シスコヴィッチ
  • 声の出演
  • 制限

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