劇場『オーケストラ!』
ロシア語から始まったのでロシア映画かと思ったらフランス映画なのね。ベッドシーンがないのに、フランス映画なんだwww ともかく。ストーリーとしては非常に面白い。日蔭者たちのがむしゃらドタバタ感動ドラマに・・・チャイコフスキーが混じれば、ややマニア受けな印象は否めないけど、基本面白い。みんなでゲラゲラ笑えるシーンもちょいちょいあったりして、楽しかったよ。でも主役のアンドレイ君が地味すぎるのがなァ、ちょっと残念。たとえ歳くってみっともない格好してても、ギラギラしてるんだから、なんかもっとそういう表現が多くても良かったかなぁ。壁にぶち当たるたびに「もうダメだ、諦めよう」って泣き事言うし。サーシャのがよっぽど偉いよ、原動力的な意味で。あ、でも指揮者ってそういうもんかも。精神的に。やったことないから知らんけど。ああ辛い、ってときには、目の前のチェリストが一番慰め役に適してるのかもしんないw 一番遠い席の“大ざっぱで大酒飲みな”トロンボーン吹きでは到底成し得ない友情なよーな気がする。まーストーリーにはあんま関係ないねw役者さんたちは実際に演奏してるのかどーか分からないけど、まぁ普通は吹き替え?てるよね。ヴァイオリンソロ、すごいよね。アタシみたいに鈍いトロンボーン吹きでも、アレに陶酔しちゃう気持ちはちょっと分かる。オケメンバーが、彼女の音を聞いた瞬間に眼の色を変えたのも分かる。分かるけど、たぶん本当はあのメールを見た時点で変わってるハズで、演奏の最初からちゃんとできてるハズなんだけどもw それ以前にリハ無しとかいくらなんでも酷い。みんなアンドレイを信じて、しかも金出してもらってきてるんだから、そのくらい応えてやれよと。そんなだからロシア人は・・ってゆわれるんだよw ウォッカおいしいよねウォッカ。
- 2009年フランス
- 原題Le Concert
- 監督ラデュ・ミヘイレアニュ
- 脚本
- 原作
- 出演アレクセイ・グシュコフ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン、ミュウ=ミュウ、ドミトリー・ナザロフ、ヴァレリー・バリノフ、アンナ・カメンコヴァ、リオネル・アベランスキ、アレクサンドル・コミサロフ、ラムジー・ベディア
- 声の出演
- 制限