劇場『ツリー・オブ・ライフ』
まず、宗教(キリスト教)色が強すぎて何がなんだか・・・! ってゆーシーンというか描写が多い。セリフもだいぶ象徴的なものだけを拾っているような感じだったり。主要人物の思いをそれぞれ強く出しているので、あんま文章になってなかったり会話になってなかったりする。けど、心には響きまくる。本当に、心が、痛い。痛かったり、締め付けられたり、どう感じていいか分からなかったりする。様々なスケールで繰り返される生命の営み。その中から、それぞれの立場で、私たちならば人間として受け取り、感じてゆくものがあるのだろう、と思う。人間って、他の生き物とはやっぱ違うんだろうね。感情の受けとり方も、その表現のしかたも、個々それぞれに違う。本来のかたちが一番いいんだという人もいれば、一番新しい考え方をもつのがいいんだと言う人もいるだろう。でも今はみんな、どこかにいる、見たこともない、すごく強い人に救ってもらいたいのかもしれないなぁ、と思えて仕方ない。そういう意味では、宗教って必要なのかなぁ、と思えたり。
あと父と息子の確執から和解に至るドラマについてはですね、正直あんま語られてなくて(宗教色とか母の愛とかに紛れてしまって)あんまし感動できませんでした。つーか二男が主人公なのか長男が主人公なのか、しばらく悩んでたのはアタシだけか!そうか!じゃあスミマセンorz んでも長男の子って『記憶の棘』『ウルトラヴァイオレット』のキャメロン・ブライトに似てね?と思ったけど本人だったらもっと年いってるはずよね。スミマセンorz(別人です)
そんなわけでつまり、お話の方はよく分かりませんでした!ゴメンナサイ!;;いじょ!
- 2011年アメリカ
- 原題The Tree of Life
- 監督テレンス・マリック
- 脚本
- 原作
- 出演ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン、フィオナ・ショウ、ハンター・マクラケン、ララミー・エップラー、タイ・シェリダン、アイリーン・ベダード、ウィル・ウォレス
- 声の出演
- 制限