DVD『ディア・ウエンディ』
2006-07-31
(MOVIE)
ジェイミー・ベルを眺めてよだれをたらそうと思ったんですが、いあ、深いですね。日本ってば銃社会じゃないし、アメリカ人がどう思うか知らないけど(って物語の舞台がアメリカなのにアメリカ映画ではないのねw)、銃に依存しちゃう気持ちもよく分かるしディックのような少年が存在することも理解できる。結局セバスチャンの言った“女を知っているかどうか。銃も同じだ”ということなんだね。ダンディーズ(この名前もイマイチだと思ったけど)の面々は、オコチャマだったんだ。“神殿”もいわゆる“秘密基地”だし、中でやってたこともオママゴトだった。ただその中心にあったものが銃であったというだけだ。お人形と泥だんごならどう間違ってもひとは殺せないけど、銃はそうもいかん。セバスチャン的には、ホントはディックに“保護”されてた立場なのに実はアッサリ逆転していた、しなきゃなんないってことがこれまたすぐさま分かっちゃって、まぁうんざりしたろうねw 「俺はバカだ」って言いながら最後まで付き合うしさ。いい奴だよホント。で一番最後のシーンなんだけど、警察屋さんがクララベルの従妹の家を集中砲火するじゃないすか。アレはやりすぎだと思ったのよね;; 従妹は少なくとも無関係なのにさ;; てゆーかディックは人殺してないっつぅか1発たりとも撃ってないやんか! ひどいやひどいや! だからアメリカのポリスメンは怖いのか。そうか。日本も見習うといいよ! <あれ?
- 2005年デンマーク・ドイツ・フランス・イギリス
- 原題Dear Wendy
- 監督トマス・ヴィンターベア
- 脚本ラース・フォン・トリアー
- 原作
- 出演ジェイミー・ベル、ビル・プルマン、マイケル・アンガラノ、クリス・オーウェン、アリソン・ピル、マーク・ウェバー、ダンソ・ゴードン、ノヴェラ・ネルソン、ウィリアム・フットキンス、トマス・ボー・ラーセン
- 声の出演
- 制限PG-12