劇場『21ブリッジ』
やっと観られた。いやぁ、ちゃんとカッコよくてイイですね!さすがYour Highness。マイケルとアンドレがだいぶ似ているのは意図があったのでしょうか。マイケル君も知的なお顔立ちですし、全力疾走の姿はすごくアスリートのそれだし、なんとなくウィルスミスとデンゼルワシントンを足したり割ったりした感じ(???)にも見えたり。将来有望な予感!
リアルな話、ニューヨークの警察は汚職にまみれている歴史があるそうで、職員の心持ちや市民の感情なんかもかなり複雑なんだそうです。プラス人種問題ね。まぁなんて難しい題材を持ってきてくれたんでしょうね。最後のシークエンスはさすがにアッサリ終わって、肩透かし感(=主人公が主人公力(しゅじんこうぢから)をいかんなく発揮し、最後まで無傷)もありつつ完徹明けマジお疲れさまです!って感じでしたけどね。いろんな意味で悔しいよねドレー。今回の事の発端は偶然だったにしても、そんな偶然ってある? 悪いことはするもんじゃないよねホントにね。あ、父親の件の3人目っていうのはどうなったっけ?
都合が悪ければどんどん消してって、それで地位と収入源を守ってきたのか。警官殺しは絶対許さないし報復も諦めないってよく聞くけど、それとおクスリの流通は両立するものなんだろうか。まんまヤクザ同士のケンカですよね。ヤクザ同士のケンカと“市民を命懸けで守る”も両立してたんだろうか。不思議。
ところでわたくし、「橋を封鎖」っていうと「レインボーブリッジ」しか連想され得ないお年頃なんですが、たぶんトーキョーで21回分その騒ぎをやってたら尺が足りないので、その点でもデイビス刑事は優秀ってことでいいですね(??????????)
『マ・レイニーのブラックボトム』、『ザ・ファイブ・ブラッズ』も観たいので早く円盤になってほしいです(なるのかな?)。つくづく、まだまだこれから観たい人だったなぁ。
- 2019年中国/アメリカ
- 原題21 Bridges
- 監督ブライアン・カーク
- 脚本アダム・マーヴィス、マシュー・マイケル・カーナハン
- 原作アダム・マーヴィス
- 出演チャドウィック・ボーズマン、シエナ・ミラー、ステファン・ジェームズ、キース・デヴィッド、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズ
- 声の出演
- 制限