劇場『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』/『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』
2作のライダーはコラボもVSもしてないです。純粋な2本立てです。でまずセイバーの方なんですけど、15分くらいしか尺がないんですよ。なのにすんごい強敵出ちゃうし、すんごいパワーアップアイテム出ちゃうし、味方のライダーは6人もいてそれぞれが思いをぶつけまくるし、つまり圧倒的に尺が足りない。すべてが唐突に始まり唐突に登場し唐突に熱くなって叫び唐突に終わる。何が起こったのか、何を見せられていたのか、結局わからないままですわ。そもそもTV本編すら色んなものが唐突なんで、わかんないんですよね。展開が早いというより、端っから説明が足りてないんですよ。輪をかけてこの短編、ドタバタがすぎる。どうしてこうなった。絵面は確かにすごかったですよ、強そうなあの、なんとかかんとかドラゴンの変身とかエフェクトとか、素面で本物の火がついた武器振り回してたりとか。なんでそんなんなってたのかが分からないわけで。
結論:そんなに無理して作らなくても良かったんじゃないかな・・・
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ゼロワンの方はとてもよかった。ちゃんと本編終了後の出来事として辻褄も合ってストーリーもしっかりしてるし、なによりキャストたちがキッチリ出来上がっている(笑) 60分でリアルタイムに進行してたはしてたけど、それにしてもタイマーがゼロになる寸前まで何も起こらない滅亡ってどんなんなんですかね。タイマーがゼロになってようやく崩壊が始まるって意味なら、完全な滅亡までにはもっとかかりますよね?まぁねぇ、滅亡するところ誰も見たことないからねぇ、わかんないよねぇ。
アキラ100%の出てるシーンはスレスレでしたね。いや隠す隠さないじゃなくて、シリアスとギャグの狭間でギリギリ理性を保ってた感じwww 「100%」を連呼させたいがための配役だったとは言え・・・そのシーンの会話を覚えている人間は稀血に違いない。
イズの表情もアルト君の表情もホントにちゃんとできててエラいんだけど、高橋文哉くんまだ未成年なのにあれだけまともに話ができてるの本当にすごい。ほんとうにすごい。何食わせたらああいうふうに育つん?やっぱジュノンスーパーボーイコンテスト?え?男子高生ミスターコン?まじ?エントリーしたらええの?ってかね、セイバー始まってから息子13歳がライダーに興味なくなってしまってママ寂しいの。今回の映画も独りで観たし。セイバーもいろいろがんばってんでしょうけど今のところ心配しかないのでこれからでいいから面白くなってほしいですハイ。
- 2020年日本
- 原題
- 監督柴崎貴行/杉原輝昭
- 脚本福田卓郎/高橋悠也
- 原作石ノ森章太郎
- 出演内藤秀一郎、山口貴也、川津明日香、青木瞭、生島勇輝、富樫慧士、岡宏明、レ・ロマネスクTOBI、谷口賢志/高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、桜木那智、山口大地、中山咲月、児嶋一哉、伊藤英明、福士誠治、山崎紘菜、畑芽育、小山悠、後藤洋央紀、アキラ100%、なかやまきんに君、南圭介、大後寿々花
- 声の出演
- 制限